第五百二十話：アミダで決める次のエリア

ずっと頑張っていたバフラウボスも無事クリアし、翌週に新たな場所へ行く事に。
いや、バフラウだってボス以外にも色々あるし別に行ってもいいんだけど、一区切りついたことだし新しいトコみたいやん？？

と言う訳で、次どこにいくかを決める事に。
欲しいアイテムで希望エリアを募ってみたりしたけど、みんなアイテム関係はのんびりでいいや的空気がバリバリ。
もちろん欲しいアイテムはみんなそれぞれあるんだけど、その為に行きたい！という感じじゃない人が大多数。
結局、アイテムでエリアを決める事は不可能と判断したのか、アミダ(ダイス)で決める事に。


普段から低ロットツール使用疑惑のあるデクちんが見事勝利(？)し、次の目的地はアラパゴに決定！！！

人が揃うまでの間、アジマルは攻略サイトを熟読しているのか全くしゃべらなかった。
自分は、リーダースタイルIIに書いてあるアラパゴの情報をPTチャットに垂れ流したりして、アラパゴってどんなトコなのか調べていた。
でも結局行って見ないとよくわからんね！




オサーンがいっぱいいる広場を横切らないとダメだったり




延々とタコを呼び出す門に会ったり、今までと違って新鮮！
出会う敵も汁じいだったりラミアだったりメローだったりと、目新しい。
そしてなにより……

解放アイテムDeneeeeeeeeeeeeeeeeeeeee！！！！！
なにこれ、なんでこんなに出ないの！
バフラウはワモラ幼虫がドバーーっと出してくれるので、もう誰がどうなってんのか把握が追いつかないほどだったけど、こっちはドバーどころかドロップ0ばっかり！

特にラミアがケチすぎる。
ドロップなしのたびに

「バーカ！ブス！！！」

と罵るが、それでも出してくれない。
でもこれで、解放せずに進む事を余儀なくされ、色々封印されたままの状態で戦闘する事に慣れれる気がしている。
アラパゴには2回行ったんだけど、自分は1回目は黒、2回目はモンクで行った。
そして厳しい解放状態の中思った事は、黒は魔法だけ(出来ればサポも。回復援護が出来るから。)、モンクはなんにもなしで十分イケると感じた。
実際2回目のモンクでは、チョロの武器より後衛の杖を優先させたけど、素手でも十分！
どちかというと大活躍！だったよね………？

解放はいつも殴子が指示してくれるんだけど、これだけ少ないと選別判断が難しそう。
でも、みんな殴子の判断を信じているから解放でモメるなんてことはありえない。
強いてあげるとすれば、みんなバフラウのドバー！に慣れているから、いらない(と自分で思ってるもの)へのパスが音速すぎる。
バフラウでは【とりあえず優先って決められてる人が終わってから他のメンツへ】って感じだったけど、アラパゴでは1つ1つの解放を厳選したメンバーへ渡す。
なのに……

殴子「HPチョロ」
チョロ「あ、ごめんパスってもた」

殴子「魔法わんこ」
犬「うおすまん、パスってもｔ」

殴子「オマエらすぐパスすんな！w」

事前に「流れたりする事はないから、すぐパスしないで」と言われていたにも関わらずこのパスっぷり。
パスしちゃうと誰かが取って該当者にトレードの2度手間になるので、アラパゴでは音速のパスはハタ迷惑という事がわかった。




そしてこの日、何層目かでキキルンのNMに出会った。
なんかのアイテムを出すらしい。
途中で逃げるから全力攻撃！




そして逃げたら

味「南のくぼみにきてください！」

なにやらワープ脇にあるドアのくぼみにみんなで固まる。
すると逃げたキキルンがまんまと戻ってくるらしい。

「ナニコレ、【もういなくなったかな～？アッー！】ってこと？」
「もしくは、逃げたけど実はかまって欲しいとか」
「かまってちゃんか」

こうして、削る→逃げる→くぼみ→戻ってくる→バァー！('Д')を繰り返しキキルン没。
色んな層にコイツがいて、あんまり強くないので倒すのは倒せるけど、未だにドロップした事がない。
でも【なんかサルベージアイテムを出す予定のNMを撃破できる】っていう感覚が新鮮で楽しい！
そのうち出しておくれね！

まだ2回しか行ってないアラパゴだけど、他にも色んなNMをやれている。
でもまだボスには会った事がない！
少ない解放で進んでいく事に慣れながらここでも楽しく出来そうで楽しみ！

前にポロが取った剣みたいに、裸で装備する事ですっごく強い格闘武器って実装されないかな～なんて期待しながら、今日のチョロ・ログアウト。