第三百三十七話：団塊の世代の天使

最近レベル50代のジョブを持つメンバーが増えてきた。
と言う訳でこの日は

Porojr「団塊の世代アゲ行こうぜ〜」

という事で集まった。
大体LSで「アゲいこうぜー」というとアラになって適当にメリポ、とかなのだけど、この日は団塊の世代アゲという事で普段とは一味違う。

何が違うかというと、50代の狩場がわからない…。

「コリブリウマーなんじゃね？」
「うおーHP自国だった…オルドューム使ったばっか」
「アトルガンエリアでいいとこあるんだっけ？」
「もうクロウラーの巣でよくね？」
「オマエはいいからさっさと船に乗れ」
「バフラウのコリブリどうだろ」

いつも通り口々に自分の言いたいことしか言わないメンバー。
そして

Quin「さくさく狩れるしワジャームのプークね」

というクインの鶴の一声でワジャームに集結した。

50代だから6人PTで集める、なんていう事は当然しない。
レベルも『団塊の世代ならOK』という曖昧なくくり。
結局集まったのは、下はレベル44から上はレベル62まで。
【レベル差は少ない方がいいですね】
というタブ変換を作った人をあざ笑うかのような構成で狩りを開始した。

PT中にはイベントで配られていたエンゼルウイングをみんなで使ってみる、というお約束もしてみたが、ガルカ優勢の中、キモいだけで終わるという結果に。


ところでプークには範囲でかなり広範囲にノックバックする技がある。
この技を利用して、離席している人をキャンプのすぐ後ろにあるハチの巣に突っ込ませるという危険な遊びを行いながら、順調に狩りは進んだ。

アニバーサリーリング全盛期だったので、アラでとんでもないレベル差でも、いい感じに経験値が入る。

この日、チョロはモンクで参加していたのだけど、タルで前衛でアラでわやくちゃアゲ、は視界がキツい！
まず、ガルカはワタシの後ろに立たないで欲しい！！
画面がオマエの背中だけになるんじゃっ！！！！


こんな事をしながらレベル59まで後少しとなった。
久しぶりに競売でモンク用の装備を物色しつつ、前衛の先輩たちに『攻撃＋装備とSTR+装備は何が違うのか』という講義を受けた。

この講義で、『スパイクネックレスは今でも一生装備』という事がわかり、さらにアサルト装備で『剣侠の首鎖』という素晴らしい装備が登場している事もわかった。

■剣侠の首鎖
防4 STR+3 命中+5 ストアTP+1
Lv60〜 All Jobs

クジャクの護符がないチョロにとってコレはウレシい！
まだ「命中がほしいよ〜！」という体感をした事がないのでクジャクに大金を投じる気になれないのだ。
でも先輩達が『命中』に大騒ぎしているのは知っているから、何となく命中装備も欲しいじゃない？

レベロスの戦績を見てみると余裕で交換できたので、早速『剣侠の首鎖』を交換！
ある時に交換しておかないと、サルベージ行く時にすっかり忘れてレベロスの戦績使っちゃいそうだしね！

レベル60で装備できるアイテムを先に入手して、モンクあげモチベアップ(・∀・)

58になるまでは、身内6人PTでアゲをする事が多かったチョロのモンク。
昔は『マンガジョブ』なんて言われていたモンクだけど、自分の身内あげは構成が本当に適当なので、時にはサブ盾だったり、時にはプチヒーラーだったりした。
さらに自分が前衛ジョブに慣れてないのも手伝って、結構『忙しいモンク』だった。

でも、盾も十分いて、回復や強化をする事もなくて、ひたすら削る事だけが仕事の、この日の『団塊の世代アラアゲ』では、かなーーーーりヒマだった。

でも、きっと『ヒマに感じる＝やるべきことをやれてない』って事なんだろうなぁ、と思っている。
もっと精進せねば！！

何度も何度も連打しちゃう『バーサクのマクロ』に、先輩のアドバイス通り『/recast』を組み込んで、今日のチョロ・ログアウト。