第二百八十話：再会と別れ

チョロが所属している裏LSに、一度引退をしていたブンちゃんが帰ってきた！

FFへの復帰と同時に我が裏LS：LOXTexpへの復帰も決めてくれた。ウレシイ仲間の復帰である。

他にも、当日スポット参加となるβ参加から、定期参加のα参加へ変更を申請してくれたメンバーが出た。
「αからβへ移動させてください」という申請を受ける時は、「リアルが忙しくなった」のが大半の理由であり、もちろんそれを信じている。だけど、心のどこかで「もしかしたら、つまらなくなったのかな…」という不安を感じる時もあるのが本音である。

でも、こうして落ち着いたら元気いっぱいでαに戻ってきてくれるメンバー達が出たときは本当にうれしい気持ちになる。βへ行ったのは本当に単純に「忙しくなったから」であり、主催の管理の負担的にも移動した方が良いと思うからそうしてくれていたんだな、と実感できる。

その人を信じていなかった訳じゃない。でもチョロの中に常にある「本当にみんな楽しんでくれているかなぁ」という不安がスーッと消えて、少しの自信を持つ事が出来るのはやっぱりこんな瞬間である。

裏LSのメンバーに関しては、アチコチからホントかウソかわかんないような噂がたくさん聞こえてくる。別に聞いてもいないのに色んな事を教えてくれる人が世の中にはいるものだ(´∀｀)

何十人もの登録があるメンバー全員の行動と本音を統一する事なんて出来る訳が無い。色々な本音はあるだろうけど、それでも毎週楽しく裏を開催する事が出来ている、と思える自分は幸せ者だ、と思っている。

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そして、ウレシイ復帰と同時に、寂しい別れがあった。

FFの引退を決めたメンバーが出た。引退の理由は聞いていない。引退の挨拶のtellを貰った時

「今日、参加希望だしていないけど、最後にみんなの顔をみたいから、参加していいですか？」

と言われた。ダメな訳がない。

「形見分けをしてしまっているから装備がスカスカですがw」

と笑っていた。容赦なく釣り部に突っ込み、最前から最後方まで何度も走り回って貰った。後方部隊も、釣り部も、黒PTも、全てのアラを経験した彼は、最後のウィンダスでも素晴らしい動きと素晴らしい死に様を見せてくれた。

Porojrは

「俺、一番長く一緒のアラで過ごしたのは月光さんかもしれない…」

と、とても寂しそうだった。

シンプルだけどとても清清しくて、そしてすごく感動する挨拶の言葉を残して彼は去っていった。

ヴァナがイヤになったのでないなら、またいつか戻ってきて欲しい。


「月光さん、また来週ね！」
「いやまて、即戻りはカコワルイ。」
「いやいや、来週普通に参加しているのが一番オイシイw」
「課金だけ続ければ問題なし！」
「3ヵ月で消えるらしいから気をつけて！」
「いや、半年放置してましたけど、普通に戻れました！大丈夫！」
「えっ？ほんと？！」
「それはおかしい！ブンちゃん、どんな秘密の手段使ったんだ！w」




みんな思い思いの言葉をかけていた。キャラを消すつもりはないと言う。それならまたいつか必ず会えると信じている。

途中まで彼の名前は伏せた方がいいのかな、なんて思って書いていたけど、画像に思いっきり名前を出している事が判明して、すっかり本文でも名前がモロだし。

月光さん、これマズかったら「ヴァナで」連絡してね(*'-')連絡貰ったらすぐに名前の部分イニシャルトークに変えますから！


大人数裏LSはどこも過疎化する一方らしいけど、時代に逆行して大人数ならではの楽しみ方をこれからもしていきたい。

青、からくり、コルセアのAF2に値するものは、新3国やタブナジアのような仕様ではなく、大人数でも突入可能な仕様で実装されますように！と祈りながら、今日のチョロ・ログアウト。