第四百七話：ポポトイモ奪還大作戦

各階級の全てのアサルトをやりながら昇級してきていたチョロだけど、軍曹の『補給物資奪還指令』だけをやり残していた。

東方戦線に向かう輜重隊が敵部隊の襲撃を受け、貴重な補給物資を奪われた。
その後、敵はルジャワン方面に逃走した模様。
アサルト要員はただちに追撃し、物資を奪還せよ。
なお本作戦には別働隊として不滅隊も参加する。

アサルトマスターあさりちゃん曰く、これは場合によってはイカロスその他薬品をたくさん準備しなくてはならないほどの難関アサルトだという。

1つだけ残っているのが気になって仕方ない！
我慢できなくなったある日の明け方、LSにはほとんど人がいなかった。
こうなったらフレを拉致してやるしか！！
そう思ってフレンドリストをチェックしようとしたそのとき…

テケテケテケテケ……

Yoc、確保ーーーーー！！！
そしてYocさんのお友達も確保ーーー！！

グッドタイミングで通りかかったのが運のつき。
これで5名！
薬品が必要なほど難関なアサルトなので、やっぱり6人ほしい。
フレンドリストからアチコチに声をかけてみるものの、既に魂が抜けていたり、ナイズルアサルトに通っているからチケットを使えないなど、色々な理由で最後の1人がみつからないっ！

しばらく探すものの、どーしても見つからないので、アサリちゃんのセカンドである耳を6人目として突入しちゃうことにした。

このアサルトは『物資を奪還すること』が目的のようにも思える指令内容だけど、実は『不滅隊とのいがみ合い』がメインテーマとなっている。
別働隊として同行している不滅隊（2名）よりも多くの物資を奪還しないとダメなのだ。


中にはインプがいるのだけど、倒しても物資を落とすかどうかはランダムで、さらにアサリちゃん曰く

Asali「ドロップ率は、こっち2割不滅隊8割ってくらい分が悪い！」

とのこと。
差別だっ！！

つまり、不滅隊と同じ数だけインプを狩っていたのでは勝ち目はない。
こちらが8割狩ってやっと5分の勝負ということなのだ。

中のマップを見ながらアサリ隊長よりインプ地点の報告が行われた。
各自マップにマーカーをカキカキφ(..)

赤い点がインプの沸く場所、青い点がスタート地点、茶色い線は段差があって上から下にしか降りれない。



元MAPは白地図本舗様からお借りしました。


一番下の1匹地点に1名：Yoc
その隣の2匹地点に1名：Porojr
上の3匹地点に3名：Asali、Choro、ハチさん
スタート地点にアサリセカンドのミミが待機。

全員ポップ地点に配置した状態で、ミミがNPCとしゃべってスタートさせる。
最初の広場のうち1匹は通路に沸くので、それはもう不滅隊にやられてやむなし。
1匹地点のYocさんは、2匹地点のPorojrの戦闘状況をみて、応援に行くか引き返して広場のインプ確保に向かうかを決める。
3匹地点の3名は、3匹撃破後すぐに広場に下りてできるだけ多く確保。

これがアサリ印の補給奪還作戦である。
かなーーーーり緊張する。

Asali「いくよ〜〜」

アサリちゃんの掛け声と共にインプがポップ！
そこからはもう必死で必死であんまり覚えていない。
最初に倒したインプから『テンポラリアイテム：ポポトイモ』という緊張感の無いアイテムが出たことだけは覚えている。

Porojr「きちぃぃぃいいい！！」

という声が聞こえてきた気もするけど、対処した記憶もない。
Yocさんが助けに行ったのかな…。

3匹倒し終わって広場に降り、夢中でインプを狩っていると、遠くから不滅隊が走ってきた。
させるかーーー！！！！とばかりに必死でやっていると、突然クリアしたことを示すログが…。

「ヤッター！！！」
「勝ったー！！！」

アサリ隊長の綿密な作戦で、補給奪還1発クリア！

このアサルトは、ドロップ率はもちろんだけど、不滅隊がどんな魔法を使うかの運にもかかっているらしい。
詠唱が短くて強い魔法を連発されると厳しいが、強化魔法などを使ってもらえるとマシになる。

今回は不滅隊の行動は一切みる余裕がなかったけど、相当数のインプをこっちで狩れたのが勝因だったように思う。
ドロップ率も結構よかったしね！

大尉に向けて1歩前進！
無料ワープを夢に見つつ、今日のチョロ・ログアウト。