第二百八十四話：ウサギ撲殺作戦。

週末ログインすると、大体アサルトチケットが4枚たまっているので、一気に消化する事が多い。

この日ははじめてのアサルト、『シャナーハ草保護作戦』へ行って来た。

内容を見てみるとウサギの大量発生によりシャナーハ草が食べられまくりでヤバいので、ウサギを殺して草を保護しろ、と…。
なんともまぁ、リアル社会でありそうな命令ですこと…。ヴァナでも人型種族は勝手ですね！

という訳でウサギを撲殺すべく突入すると…

「本当に大量発生してる…」

中々の数です！でも、1匹1匹はよわっちぃー！
余裕だぜー！


だいたいこうやって余裕かましてる時は、どんでん返しがあってクリアできないのが常なのに、普通にこのままオラオラーと撲殺していたらクリアになった(;゜д゜)

なんてヌルいんだ！

「ていうか、草の保護って？」
「草はえてた？」
「草探そう」

あまりのヌルさに、保護に指定された草を探しにいく一行。


おおう、これがシャナーハ草。タゲれる。しかし何のためにタゲれるんだ…？



アサリちゃん曰く

「時間かかりすぎると、うさぎがこの草食べに来るらしいよ」

ほう…。ちょっとかわいいじゃないか。

「草食べられたらどうなるの？」
「貰える戦績減るだけ〜」

どこまでもヌルいアサルトだな…。でもまぁ、保護しろって言われるもの食べられたら戦績さがる、納得の仕様。

こうして、ヌルさだけが目に付いたアサルトだったけど、超大量リンクしているウサギを必死で寝かせてくれたアサリちゃんの存在がなかったら、きっと全滅していたのかも…と後から思い直した。

次このアサルトへ行く時には、油断して全滅しそうな予感をひしひしと感じながら、今日のチョロ・ログアウト。