第三百八十一話：モテないアプカル

アプカル捕獲が特技なのだから、やはり繁殖もたしなまないと…というワケで、アサルト：アプカル繁殖へ行ってきた。
なんでもいいけど、またクラボエールかよ…。

■アプカル繁殖指令
水陸を自在に行き来できる海鳥アプカル。
我が海軍では、中でも特に知能の高い「レベロスアプカル」を伝書鳥に採用した。
しかし、この亜種は個体数が極めて少ない。
アサルト要員はレベロスに赴き、その繁殖に努めよ。

一緒にいったアサリちゃんは

Asali「説明しきれないから、ぜひWikiみてほしい…。」

と困り顔。

Choro「初なのでなんもわからんけど突撃していい？」

というと、快諾してくれたので現場へ急行。
NPCの説明を聞くと、♂はでかくて♀は小さいらしい。
泣き声で相性がわかる、というこのアサルト。
さて、どんなもんかな…。

適当に歩いていると♂発見。
話しかけると、そいつを連れて歩くかどうかの選択肢がでる。
はい、を選んで♀探し。お見合いを強制するオバハンのようである。

ところで、アプカルは歩くのがやったら遅い。
普通に歩いていると気がつけばいなくなっちゃってる。


やっと♀を見つけて引き合わせてみると

「相性がよくない」

という表示がでた。
とたんに泣きながら走り去る♂アプカル。
(;゜д゜)そんな、泣かなくても…。別の子探しに行こうよ！！
そう思ってもう一度話しかけると

「今はそっとしておいたほうがよさそうだ」

と言われる。
そこまで凹むとは…。
軽々しく引き合わせるのは可哀想かもな…。

しっかし、脚の遅いアプカルをやっと♀がいるエリアまで連れてきたというのに、ダッシュで元の位置に戻ってしまった。
そんな早く走れるなら、最初からもっと速く歩いてついてきてよ！

アプカルたちは鳴き声を発していて、それで相性がわかるらしいんだけど…

クァークァークァークピッ
クピックピックピッ
クァークァークピックァークァー
クピックァークピックピックピッ
クァークピックピッ
クァークァークピックァークピッ
クピックァークァークピッ
クァークピックァークピックピッ
クァークァークピックァークピッ
クピックァークピックァー
クァークピックピックァークァー
クァークピックァークピックピッ
クァークァークピックピックァー
クァークァークピックァー
クピックァークァークピッ
クピックピックピックァー
クァークピックピックァークピッ

うううぅぅぅぅるせえええぇえぇぇぇぇヽ(｀д´)ノ
多いわっ！種類多いわっ！わかるかー！ヽ(｀д´)ノ

もうヤケになって適当に会わせる→フラれて泣きながら退場、を繰り返す鬼ババチョロ。
それでも全然相性いい相手が見つからない…。
オマエに問題があるんじゃないのか？

実はアプカルの中ではかなりブサイクとか。
足のニオイがちょっとアレとか。
実はズラとか。

そうこうしていると、なんとポロがカップル成立成功。
あっちも適当にやっていたのに、なんという幸運。
かなりの低確率を引き当てやがった。


チョロは捕獲は得意だが、どうやら繁殖は苦手らしい。
結局一組も成立しないままアサルトは終了した。

一組でも成立すればクリアなので一応成功だが、何となく釈然としない。

しかし、クラボエールったら…こんなにアプカルを捕まえて繁殖させて…。
伝書鳥に使うっていうけど、いくら水陸両用でも、空は飛べない上にあんなに歩くのが遅いアプカルを伝書鳥って…。敵に余裕で読まれちゃうがな！

アサルトって、階級があがるほどに、変で面白い依頼が増えてくる。
次の階級ではどんな依頼をされるのか楽しみに、今日のチョロ・ログアウト。