第三百七十四話：誤情報でも勝利する！

LBJにとって2回目の海上位NM『Jailer of Hope』の2次会。
どの海NMにいくか話し合いが行われた。

Dge「じゃあ慈悲アーンかフォーチュチュいくか」
「フェイス行けそうなのにバチこんいねぇなー」
「フォーチュチュってどんなだっけ」
「なんか、前のとき苦戦したイメージはないね〜」
「たしか、超肉向きNMじゃなかった？」
「精霊跳ね返すんだっけ？」
「おぉ！じゃあこれ以上望めないような編成やんか、今」
「いや、いつもだが…」
「人数もいるし、いける時にいこうー！」

「じゃあ黒の2人着替えるか〜」
Quin「じゃあ召喚になってくる」
「チョロ赤ね」
Choro「わかたー」

と、着替えに行ってまで挑んだ『Jailer of Fortitude』

いざ戦い始めてみると…

「ちょ、固ってぇえぇぇ！」
「全然ダメ通らない…」
「ちょ、これホントに肉向きNMなの？」
「WSでも2ケタです！！」
「ねぇ、赤の精霊でもスゲー通ってるんだけど…」
「これ、情報が逆じゃないのー！！」

『前苦戦した記憶がない』⇒『いつも筋肉軍団だしきっと肉向けだったんだ』という思考に直結したが、どうやら以前戦った時は奇跡の魔道士多目編成だったらしい…(・_・;)

このNMにわざわざ黒を外して挑むというバカさ加減！どうなの！
でも、敵を目の前にして、そんな事くらいじゃくじけない！

「シロッコの追加ダメが5でた！」
「スピなら122でたよ！！」
「シロッコ追加が10になった！！！」


少しでも多く与えれる方法を模索する筋肉たち。
その横でQuinのディアボロスが定期的に召喚され、ボコボコとダメージを与えている。

「Quinが着替えたのが召喚士だったのがせめてもの救いだったな…」

肉向けといわれたら、最近ハマっている竜騎士に着替える選択肢もあったと思うが、召喚士に着替えてきたQuin奇跡のナイス！

そして、ジリジリジリジリと削った結果、フラフラになりながら『ふぉーちゅちゅ』に勝利することができたのだ。

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いい加減時間も遅かったので、そこで一旦オネムー軍団はログアウト。
残ったメンツで『慈悲アーン』をトレード2個で挑むこととなった。

この『慈悲アーン』はトリガーの数だけ敵がでる。
2個だとお供を1人連れて登場するのだ。
最高で3個までトレード可能で、難易度があがるぶん、アイテムのドロップ率もあがるとのこと。

デジ部長の囮でNMを沸かせて、お供からやっつける作戦。

「『I』をマラソン『Q』からね〜！」
「ちょ、Qいねぇ！」
「かわりにEがいるけどこれなに」
「竜くっついてる」

結局Eは途中で絡む雑魚アーンだったのだけど、雑魚といっても弱くはない。
とりあえずなんとか雑魚を倒してボスと戦い始めたのだけど、疑問は深まる。

「なんでQいないんだ」
「もしかしてトレード場所にいたりして？」
「ちょっと見てくる」

デジ部長が向かっている間にボスのHPは大体1/3ほど削れ出していた。

Dge「いるし！！！」
「えぇー？！」
Dge「ふわふわしてる…」
「どうする？」
「そっち先に倒したほうがいいんだよね？」
「できれば…でもきついかな」
「なんとかなりそう！！」←根拠なし
Dge「じゃあもってくー」


ここからが悲劇の始まりだった。
トレード場所までにいるゴラホたちが邪魔をしたり、道中の広場で絡むさっきのEアーンに殺されたり、謎のゴラホが乱入してきたり、と中々うまくいかない。

それでもなんとかゾンビで頑張っていたけど、結局全滅してしまった…。

Dge「でもこれ、リベンジできそう？」
「ほんと？？」
Dge「たぶんトレード場所までいって消えるから、時間稼げそう」

この言葉を皮切りに、部長とポロが時間稼ぎに行っている間に、衰弱の回復をはかった。


みんなの衰弱が治ったころ、囮チームは途中のゴラホにずいぶん悩まされていた。

Asali「こいつ倒しちゃおうよ」

元気になったみんなでゴラホを倒しながらトレード場所まで援護に向かう。
戦うポイントまでの道を掃除しつつ全員が蘇生完了し、さぁ釣ろうか！という瞬間に…

「あ…」
「消えたー(´；ω；｀)」
「うーん、最後ちょっと待ちすぎたか…」

さぁ、もういける、という時にNMが消えてしまった…。
うーん、残念！！！

「でもこれ、次はこの人数で勝てるね(´∀｀)」
「うん、余裕やね」
「かなり建て直し可能なNMだね〜」

リベンジの前に既に油断の色をみせつつ、この日は退散。

慈悲の羽衣への道は中々に険しい。
また雑魚アーンをしばき倒してトリガーを取らねば！

欲しい欲しいと思うとトリガーのドロップは悪そうだから、無欲の心でアーン退治をしなくては…。

心を無に…できずに、今日のチョロ・ログアウト。