元FF11アレクサンダー⇒シヴァで活動するLS『LittleBrownJug』所属・Choro(シヴァではChoroc)の不定期更新日記です。
2013年9月より、FF14フェンリルサーバー「ChoroCalico」でのプレイ日記になりました。
この前のパッチで新しく追加された料理、スパゲティ。
『麺合成』という特殊技術が必要で、調理のギルドポイント3万ポイントが必要である。
チョロは帽子とエプロンを取ってからは簡単に納品できる指定生産品の時だけ納める、というぐうたら納品生活をしていた。目指すは調度品の包丁で15万ポイントなので、先は長い・・とのんびり構えていたのだ。
ところが急に新しい特殊合成が実装されそれに3万ポイント必要だという。チョロのポイント貯金は32000だったので、包丁貯金を使って麺合成を取得し、またぐうたら納品生活に戻った。
せっかく麺合成を取ったのだからスパゲティを作りたい!とずっと思っていたのだけれど、恐ろしく手間がかかる上に材料がめちゃくちゃ多いので中々取り掛かれないでいた。そして今日とうとうスパゲティ作りに取り掛かったのだ。
FF11の中のアイテムの名前はギリシャ神話から取ったもの等が多いらしいが、調理に関しては実際の調理名が使われている物も多い。
今回のスパゲティも同じで、リアルでおなじみの名前のものばかりだった。完成品の素材であるスパゲティ自体が今回実装の新しいレシピであり、各パスタの材料として色々な新食材が追加されていた。
スパゲティは粉から練って作るのだけど、粉類は全てスタック不可、というのがFF11でのお約束。ロクにLS会話にも加われないまま倉庫を行き来して材料を集めていた。そして何種類か実装されたスパゲティの中の「ボンゴレロッソ」に使われる素材である「ボンゴラ」これが今回の日記の主役である。
ボンゴレロッソといえばリアルでもおなじみのアサリのスパゲティである。ボンゴレロッソの材料は
・オリーブオイル
・黒コショウ
・にんにく
・玉ねぎ
・スパゲティ
・ポモドーロソース
・ボンゴラ
である。
これを見ただけで「ボンゴラ」がアサリにあたる材料だというのがわかる。アサリ・・・どこで取れるのか?
イカスミパスタと思われる「ネロディセピア」というスパゲティの新素材である「コーンカラマリ」はDekuが早々に釣りで釣り上げてくれて、コイツのスミを使って作るパスタだという事がわかった。
ちなみにチョロはリアルで「ネロディセピア」というパスタは食べたことも聞いたこともない。ホントにあるパスタなのかな・・・?
というわけでアサリを取りに行こう、と思ったのだ。アサリを取るといえば潮干狩りしか思いつかない。それしか考えられない!ヴァナには潮干狩りがあるのだから、アサリは絶対にそれで取れるのだろう、とすぐにわかった。
潮干狩りはあんまり人気のない遊びで廃れているから調理の食材が出ることで少しでも活気付けば、と思って実装したのかな?とか思いながらヒッソリと潮干狩りに一人寂しく出かけた。
マナクリッパーの乗り場についてから竿を忘れた事に気づく。ここで竿がないなんて・・・待ち時間が長いマナクリッパーを何をして待てば良いのか・・・釣りギルドで買っちゃえ!と思ったら営業時間外だったりして出鼻をくじかれてしまった。
仕方ないのでそこらにいるエフトでも狩ろう、と狩り始めた。こんなに怒らなくてもいいじゃんよ・・・というくらい威嚇してくるエフトと戦いながら釣りギルドが開くのを待っていた。マナクリッパーは次のダルメルロック遊覧が10分後で、目的の島行きはその次だった。
やっと釣りギルドが開いたから覗いてみると渓流竿と一本釣りの竿しか売っていない。渓流なんてすぐ折れるだろうし、一本釣りじゃあ小物はあげれない。ちょうどいいのがないなぁ・・とガッカリして商品を見ていると
コバルトジェリー 24G
うおー!いつも釣れたのを倉庫に送って少しずつ水銀にして、裏世界用の毒薬をなるべく安く作ろうと溜め込んでいるコバルトジェリーがこんなに安く!ここは人がこないから安いんだなぁ、と思いつつ買いだめ!潮干狩りのためにカバンの空きを作ってきたのに、めちゃくちゃたくさん在庫があってカバンがほとんど埋まってしまった・・・。
そうこうしているうちに島行きマナクリッパー到着。当然ひとりぼっちで船に乗り、景色を眺めながらプルゴノルゴ島に到着した。
前に何かでこの島に来た時、海辺で一人海に向かってたたずんでいる女の人がいた。
その人のサチコメは
「迎えに来てほしかったなぁ・・・・・」
という非常に切ないものだった。今日もサーチしてみると
「行ってきます、とアナタは言った。行ってらっしゃい、とボクは言った。手の届かない場所へ・・・・(ウロ覚え、こんな感じ)」
といったどこか切ないミニポエムのようなサチコメを書いた人がいる。そうここは切ないポエムをサチコメに書かないと来てはいけない島なのだ。仕方ないのでチョロも
「ミミズがでたっていいじゃない だって潮干狩りですもの みつを」
という切ないミニポエムをサチコメに書き、颯爽と潮干狩りを始めた。
ここで潮干狩りを全く知らない人のためにちょっと解説。
というものだ。ところで潮干狩りにはこの間なにやら新しい要素が実装されたらしい。
最初はコレを知らなくて、先日発売された分厚い鈍器の様な攻略本に載っているアイテムの重さ表を見て潮干狩りをしていたら、バケツの底が抜けまくる。
なんだよ!と思って少し調べてみたら、パッチで重さが変わっているじゃーないか!おまけに45以上50未満、というギリギリの重さでバケツを持っていくとさらに大きいバケツにしてくれるという新しい要素が追加されているらしい。
NPCは船が到着する砂浜にしかいないので大きいバケツをもらえるなら遠い砂浜にも行きやすい。これはちょっと頑張ろう!という気持ちになった。
前までは1箇所の潮干狩りポイントを掘ってしまうとかなり長いこと同じ場所は掘れなくて、アチコチ移動しなくてはいけないという3D酔いしまくりの遊びだったのが、20秒のリキャストで同じ場所で掘り続ける事が出来るようになっていた。これはうれしい!
そんなこんなでギリギリまで攻めてはバケツの底を抜いている孤独なチョロの元に、バリスタを終えたCarmine、Myfavoritething、Conronと船で釣りをしていたGyaban、Femutoが遊びに来てくれた!孤独からの開放。ありがとうありがとう('∇')
新しい要素をみんなに説明した。そういうチョロもまだ1回もバケツを大きく出来ていないからあんまり詳しくはいえなかった。そして目的はアサリである事。名前はボンゴラという事。さっきからずっとやってるけど全然取れない事を伝えて潮干狩り大会は始まった。
バケツを大きくすることにみんな燃えていた。
Carmine「今42・・・・くそ〜次怖い!」
Conron「49なんだが」
Choro「NPCんとこいってみて〜!」
Gyaban「大きくなったー」
100ポンズバケツ1番乗りはGyabanだった。Conronもその後すぐに100のバケツに。
Choro「100になったら元からあったものは包んでくれるの?そこから100ポンズ分いれれるの?」
Gyaban「いや、そのまま・・・w」
Choro「じゃあ結局50ポンズずつNPCんとこ行かないとダメじゃん!意味ないじゃん!」
Gyaban「wwwww」
何のためのバケツ拡大なのだと思ったが、どうやらバケツが大きくなると新しく取れるものが増える様子。50ポンズバケツじゃ取れないものが取れるようになっていた。なるほどなるほど。
最大と言われている200ポンズバケツにしたら一体なにがあるのか!なにか良いことがあるかも、という期待を胸に、みんな異常な頑張りをみせていた。あと一つ掘ったら底が抜けるかも・・・・というドキドキ感が結構面白い。
取れるアイテムの中には1つで35ポンズもある大きな岩があったりするので、これをいつ掘ってしまうか、で明暗が分かれる。次で200ポンズバケツ!というギリギリの所で頑張っているGyabanが突然悲鳴をあげた。
Gyaban「ギャーーーーーーーー」
Gyaban「突然何かが飛び込んできた、ってログでて底抜けたああああああ!」
なんだと!!何かって何だよ。どうやら200ポンズバケツが近づくとこういう罠がある様子。その後もみんな「何か」に飛び込まれて200バケツへの道を閉ざされていた。みんなボンゴラの事忘れてんじゃないのか・・・というくらいバケツ拡大に燃えていた。
ポイントの分からないものがとれたらNPCの元に走りポイントを確認。砂浜は潮干狩りポイントとNPCを行き来するマラソン状態になっていた。
そしてボンゴラは全然取れないまま潮干狩りを続けていると、一人のヒュームさんがやってきて同じ潮干狩りポイントを眺めていた。どうやら一人で潮干狩りに来た様子である。そしてその人は潮干狩りの20秒のリキャストを利用してチョロが潮干狩りをしている横で釣りをはじめた。
ザブンッ!パシッ!
ヒュムさんはボンゴラを手に入れた!
えっ?!
えええええええええええええ?
今・・・今この人ボンゴラ釣った・・・・釣ったよね?!
Choro「おーーい!ちょっと!」
Gyaban「ウケるw 釣りじゃん!」
なんだよ!!!!!なんでアサリが釣りなんだよおおおおう!
他のみんなはバケツ拡大に必死でチョロの悲鳴は島にこだまするばかりだった・・・。わんこ(Conronの愛称)がその人のエサを見たらしく
「ロバーか、じゃあエビでもいけるかな」
と釣り師っぽい発言をして釣りを始めてくれた。チョロはもう切ないやら悲しいやら腰砕けやら、でちょっと呆然としていた。そして聞かずにはいれなかった。その人の釣りスキルを。自分にも釣れるのか、その可能性をすぐに確かめたかった。
Choro「すいません。釣りスキルいくつか教えてもらっていいですか?」
ヒュムさん「←ですか〜?」
Choro「はいそうです〜ボンゴラ釣っていらしたので・・・」
ヒュムさん「100です」
Choro「((((゜д゜;))))」
Choro「あ、ありがとです・・・」
参考にならねーーー!!!!PT会話ではわんこがこのやりとりを聞いて笑っている。するとヒュムさんはチョロの気持ちを察してくれたのか、色々教えてくれた。
ヒュムさん「ボンゴラは結構スキル高いみたいです。70〜80くらいまであがりそうじゃないかな?」
ヒュムさん「エサはローグ、ロバー、エビダンゴ。シャル貝と同じですね^^」
Choro「なるほど〜φ(..)ありがとうございます!」
とても親切なヒュムさんで、エサまで教えてもらう事ができた。ヒュムさんに
・実は潮干狩りだとばかり思ってアサリを取りに来ていた事。
・するとヒュムさんがいきなりボンゴラを釣って驚いた事。
を伝えて、突然の質問をお詫びしたら
ヒュムさん「そう思いますよねぇ、普通」
と言ってくれた。この人はその後もずっとここで釣りと潮干狩りをしていた。また会う事がありそうだな〜と思った。
そしてそこからは船釣りをしていたフェムたんからゴカイを貰い、竿を借りて、借りた竿を見事にブチ折り、ボッタくりの波止場の脇の店から一本釣りの竿を買ってまで釣りに没頭した。でも、釣れない・・・全然釣れない・・・ゴカイじゃ全然釣れないのだ!!!ボンゴラどころか竿のせいで小物が一切あがらない。
Gyabanも釣りに参加し、クエアイテムを落とす魚を釣りまくっていた。ちょうどこのクエをしていなかったCarmineは1つ手に入れて、そして時間なのでログアウトしていった。隣ではエビルアーのわんこが「アイドルばかり釣れる」とムーリシュアイドルを釣りまくっていた。わんこの釣りスキルは57、チョロは53。わんこの竿は太公望、チョロのは一本釣り。この差はでかかった。
わんこ「アイドルしか釣れねえ」
わんこ「ここは80年代の海岸ですか」
チョロ「吐息でネットおめ〜」
わんこ「アイドル13匹目」
ちょろ「もうすぐおにゃんこやな」
わんこ「アイドル売ってくる」
チョロ「聞こえ悪すぎw」
わんこ「アイドル売ったのに、また釣れて戻ってきた。」
時代を感じる会話をしながら釣りを続けていると、Gyabanが一緒に船釣りをしていたFemutoに声をかけた。
G「ふぇむー、エビダンゴあまってねーの?」
F「3つだけあるわ〜」
フェムたんは、みんなが潮干狩りをやめて釣りに没頭しだしてからも一人でずっと200バケツ目指して頑張っていた潮干狩りキングである。
船ではネビムを狙っていたらしくその残りのエビダンゴ(ボンゴラが釣れるエサ)が3つだけある、というではないか!ここは一番高いスキル(57)で太公望の竿のわんこに全てを託してボンゴラを・・・・たのむ!!!!
せっかくここまで来たんだから1匹くらいはアサリを持って帰りたい!わんこの1投目。
Conronはボンゴラを手に入れた!
キャーーーー!やったーーー!!!!!!!
ナイスわんこ!
「こりゃつよい・・・」とつぶやくわんこを応援して2投目。
Conronはボンゴラを手に入れた!
うおーーーーすげぇ!!!!エライどー!わんこはPC版でプレイするプレイヤーである。今の釣りはPC版だと釣り辛いという噂もあるのだけど、わんこは「コツがあって、それをやったら楽」と言っていた。こうなったらアサリが3匹欲しい3投目。
Conronはパムタム海苔を手に入れた!
Choro「ありゃ・・・・残念。でも2匹取れただけでもウレシイ!」
Gyaban「いや、これ」
Conron「外道だからエサなくならん」
そうなのか!いけいけGOGOわんこ!
Conronは錆びたキャップを手に入れた!
G「よーし!セーフ」
Conronは珊瑚のかけらを手に入れた!
Choro「これは・・・?」
Conron「外道」
Choro「よーし!見せ場作りすぎ!」
Conronは錆びたバケツを手に入れた!
G「引っ張るなぁw」
Conronはムーリシュアイドルを手に入れた!
Conron「あー」
Choro「ぇーこんだけ引っ張って吐息でネットかよ〜。うそうそ2匹でもウレシイ!フェムたんもエサありがとう!」
こうしてチョロは入手法を大きく間違っていたにもかかわらず、めでたくアサリを2匹ゲットすることが出来た。この後、フェムたんにもらったゴカイがなくなるまでアイドルやイワシを釣った後、島に着いた時からずっと気絶していたMyfavoritethingをD2で町に帰して、解散した。
もうだいぶ眠かったが、せっかく手に入れたのでポモドーロソースの材料を集めてボンゴレロッソを完成させた。まだ作れていないスパゲティもあるけれど、明日からしばらくはなつかしのブブリム教の制服を引っ張り出して、島でアサリ釣りをしようかなぁ、と思った。
潮干狩りじゃなかった時はショックだったけど、後から考えたらあのヒュムさんが来て釣りをしてボンゴラを釣ってくれたおかげで、アサリは潮干狩りではなく釣りだとわかって、本当に助かった・・・。
あの人が偶然来なかったら、出ない出ないといいながらバケツの底を抜く日々だったに違いない。
大量に仕入れたコバルトジェリーを雷クリでバリバリ割りながら、今日のチョロ・ログアウト。
『麺合成』という特殊技術が必要で、調理のギルドポイント3万ポイントが必要である。
チョロは帽子とエプロンを取ってからは簡単に納品できる指定生産品の時だけ納める、というぐうたら納品生活をしていた。目指すは調度品の包丁で15万ポイントなので、先は長い・・とのんびり構えていたのだ。
ところが急に新しい特殊合成が実装されそれに3万ポイント必要だという。チョロのポイント貯金は32000だったので、包丁貯金を使って麺合成を取得し、またぐうたら納品生活に戻った。
せっかく麺合成を取ったのだからスパゲティを作りたい!とずっと思っていたのだけれど、恐ろしく手間がかかる上に材料がめちゃくちゃ多いので中々取り掛かれないでいた。そして今日とうとうスパゲティ作りに取り掛かったのだ。
FF11の中のアイテムの名前はギリシャ神話から取ったもの等が多いらしいが、調理に関しては実際の調理名が使われている物も多い。
今回のスパゲティも同じで、リアルでおなじみの名前のものばかりだった。完成品の素材であるスパゲティ自体が今回実装の新しいレシピであり、各パスタの材料として色々な新食材が追加されていた。
スパゲティは粉から練って作るのだけど、粉類は全てスタック不可、というのがFF11でのお約束。ロクにLS会話にも加われないまま倉庫を行き来して材料を集めていた。そして何種類か実装されたスパゲティの中の「ボンゴレロッソ」に使われる素材である「ボンゴラ」これが今回の日記の主役である。
ボンゴレロッソといえばリアルでもおなじみのアサリのスパゲティである。ボンゴレロッソの材料は
・オリーブオイル
・黒コショウ
・にんにく
・玉ねぎ
・スパゲティ
・ポモドーロソース
・ボンゴラ
である。
これを見ただけで「ボンゴラ」がアサリにあたる材料だというのがわかる。アサリ・・・どこで取れるのか?
イカスミパスタと思われる「ネロディセピア」というスパゲティの新素材である「コーンカラマリ」はDekuが早々に釣りで釣り上げてくれて、コイツのスミを使って作るパスタだという事がわかった。
ちなみにチョロはリアルで「ネロディセピア」というパスタは食べたことも聞いたこともない。ホントにあるパスタなのかな・・・?
というわけでアサリを取りに行こう、と思ったのだ。アサリを取るといえば潮干狩りしか思いつかない。それしか考えられない!ヴァナには潮干狩りがあるのだから、アサリは絶対にそれで取れるのだろう、とすぐにわかった。
潮干狩りはあんまり人気のない遊びで廃れているから調理の食材が出ることで少しでも活気付けば、と思って実装したのかな?とか思いながらヒッソリと潮干狩りに一人寂しく出かけた。
マナクリッパーの乗り場についてから竿を忘れた事に気づく。ここで竿がないなんて・・・待ち時間が長いマナクリッパーを何をして待てば良いのか・・・釣りギルドで買っちゃえ!と思ったら営業時間外だったりして出鼻をくじかれてしまった。
仕方ないのでそこらにいるエフトでも狩ろう、と狩り始めた。こんなに怒らなくてもいいじゃんよ・・・というくらい威嚇してくるエフトと戦いながら釣りギルドが開くのを待っていた。マナクリッパーは次のダルメルロック遊覧が10分後で、目的の島行きはその次だった。
やっと釣りギルドが開いたから覗いてみると渓流竿と一本釣りの竿しか売っていない。渓流なんてすぐ折れるだろうし、一本釣りじゃあ小物はあげれない。ちょうどいいのがないなぁ・・とガッカリして商品を見ていると
コバルトジェリー 24G
うおー!いつも釣れたのを倉庫に送って少しずつ水銀にして、裏世界用の毒薬をなるべく安く作ろうと溜め込んでいるコバルトジェリーがこんなに安く!ここは人がこないから安いんだなぁ、と思いつつ買いだめ!潮干狩りのためにカバンの空きを作ってきたのに、めちゃくちゃたくさん在庫があってカバンがほとんど埋まってしまった・・・。
そうこうしているうちに島行きマナクリッパー到着。当然ひとりぼっちで船に乗り、景色を眺めながらプルゴノルゴ島に到着した。
前に何かでこの島に来た時、海辺で一人海に向かってたたずんでいる女の人がいた。
その人のサチコメは
「迎えに来てほしかったなぁ・・・・・」
という非常に切ないものだった。今日もサーチしてみると
「行ってきます、とアナタは言った。行ってらっしゃい、とボクは言った。手の届かない場所へ・・・・(ウロ覚え、こんな感じ)」
といったどこか切ないミニポエムのようなサチコメを書いた人がいる。そうここは切ないポエムをサチコメに書かないと来てはいけない島なのだ。仕方ないのでチョロも
「ミミズがでたっていいじゃない だって潮干狩りですもの みつを」
という切ないミニポエムをサチコメに書き、颯爽と潮干狩りを始めた。
ここで潮干狩りを全く知らない人のためにちょっと解説。
・潮干狩りで取れるアイテムは、それぞれ重さが決まっている。単位はポンズ。
・潮干狩りNPCに話しかけると500Gで「50ポンズくらいまではいる」という曖昧な表現のバケツをもらえる。
・NPCはいつでも自分のバケツの中身が何ポンズか教えてくれる。
・50ポンズを超えるとバケツの底が抜けて、取ったアイテムはパー。
・50ポンズ未満でNPCに「やめる」と言うと、中身を包んでお持ち帰りさせてくれる。
というものだ。ところで潮干狩りにはこの間なにやら新しい要素が実装されたらしい。
最初はコレを知らなくて、先日発売された分厚い鈍器の様な攻略本に載っているアイテムの重さ表を見て潮干狩りをしていたら、バケツの底が抜けまくる。
なんだよ!と思って少し調べてみたら、パッチで重さが変わっているじゃーないか!おまけに45以上50未満、というギリギリの重さでバケツを持っていくとさらに大きいバケツにしてくれるという新しい要素が追加されているらしい。
NPCは船が到着する砂浜にしかいないので大きいバケツをもらえるなら遠い砂浜にも行きやすい。これはちょっと頑張ろう!という気持ちになった。
前までは1箇所の潮干狩りポイントを掘ってしまうとかなり長いこと同じ場所は掘れなくて、アチコチ移動しなくてはいけないという3D酔いしまくりの遊びだったのが、20秒のリキャストで同じ場所で掘り続ける事が出来るようになっていた。これはうれしい!
そんなこんなでギリギリまで攻めてはバケツの底を抜いている孤独なチョロの元に、バリスタを終えたCarmine、Myfavoritething、Conronと船で釣りをしていたGyaban、Femutoが遊びに来てくれた!孤独からの開放。ありがとうありがとう('∇')
新しい要素をみんなに説明した。そういうチョロもまだ1回もバケツを大きく出来ていないからあんまり詳しくはいえなかった。そして目的はアサリである事。名前はボンゴラという事。さっきからずっとやってるけど全然取れない事を伝えて潮干狩り大会は始まった。
バケツを大きくすることにみんな燃えていた。
Carmine「今42・・・・くそ〜次怖い!」
Conron「49なんだが」
Choro「NPCんとこいってみて〜!」
Gyaban「大きくなったー」
100ポンズバケツ1番乗りはGyabanだった。Conronもその後すぐに100のバケツに。
Choro「100になったら元からあったものは包んでくれるの?そこから100ポンズ分いれれるの?」
Gyaban「いや、そのまま・・・w」
Choro「じゃあ結局50ポンズずつNPCんとこ行かないとダメじゃん!意味ないじゃん!」
Gyaban「wwwww」
何のためのバケツ拡大なのだと思ったが、どうやらバケツが大きくなると新しく取れるものが増える様子。50ポンズバケツじゃ取れないものが取れるようになっていた。なるほどなるほど。
最大と言われている200ポンズバケツにしたら一体なにがあるのか!なにか良いことがあるかも、という期待を胸に、みんな異常な頑張りをみせていた。あと一つ掘ったら底が抜けるかも・・・・というドキドキ感が結構面白い。
取れるアイテムの中には1つで35ポンズもある大きな岩があったりするので、これをいつ掘ってしまうか、で明暗が分かれる。次で200ポンズバケツ!というギリギリの所で頑張っているGyabanが突然悲鳴をあげた。
Gyaban「ギャーーーーーーーー」
Gyaban「突然何かが飛び込んできた、ってログでて底抜けたああああああ!」
なんだと!!何かって何だよ。どうやら200ポンズバケツが近づくとこういう罠がある様子。その後もみんな「何か」に飛び込まれて200バケツへの道を閉ざされていた。みんなボンゴラの事忘れてんじゃないのか・・・というくらいバケツ拡大に燃えていた。
ポイントの分からないものがとれたらNPCの元に走りポイントを確認。砂浜は潮干狩りポイントとNPCを行き来するマラソン状態になっていた。
そしてボンゴラは全然取れないまま潮干狩りを続けていると、一人のヒュームさんがやってきて同じ潮干狩りポイントを眺めていた。どうやら一人で潮干狩りに来た様子である。そしてその人は潮干狩りの20秒のリキャストを利用してチョロが潮干狩りをしている横で釣りをはじめた。
ザブンッ!パシッ!
ヒュムさんはボンゴラを手に入れた!
えっ?!
えええええええええええええ?
今・・・今この人ボンゴラ釣った・・・・釣ったよね?!
Choro「おーーい!ちょっと!」
Gyaban「ウケるw 釣りじゃん!」
なんだよ!!!!!なんでアサリが釣りなんだよおおおおう!
他のみんなはバケツ拡大に必死でチョロの悲鳴は島にこだまするばかりだった・・・。わんこ(Conronの愛称)がその人のエサを見たらしく
「ロバーか、じゃあエビでもいけるかな」
と釣り師っぽい発言をして釣りを始めてくれた。チョロはもう切ないやら悲しいやら腰砕けやら、でちょっと呆然としていた。そして聞かずにはいれなかった。その人の釣りスキルを。自分にも釣れるのか、その可能性をすぐに確かめたかった。
Choro「すいません。釣りスキルいくつか教えてもらっていいですか?」
ヒュムさん「←ですか〜?」
Choro「はいそうです〜ボンゴラ釣っていらしたので・・・」
ヒュムさん「100です」
Choro「((((゜д゜;))))」
Choro「あ、ありがとです・・・」
参考にならねーーー!!!!PT会話ではわんこがこのやりとりを聞いて笑っている。するとヒュムさんはチョロの気持ちを察してくれたのか、色々教えてくれた。
ヒュムさん「ボンゴラは結構スキル高いみたいです。70〜80くらいまであがりそうじゃないかな?」
ヒュムさん「エサはローグ、ロバー、エビダンゴ。シャル貝と同じですね^^」
Choro「なるほど〜φ(..)ありがとうございます!」
とても親切なヒュムさんで、エサまで教えてもらう事ができた。ヒュムさんに
・実は潮干狩りだとばかり思ってアサリを取りに来ていた事。
・するとヒュムさんがいきなりボンゴラを釣って驚いた事。
を伝えて、突然の質問をお詫びしたら
ヒュムさん「そう思いますよねぇ、普通」
と言ってくれた。この人はその後もずっとここで釣りと潮干狩りをしていた。また会う事がありそうだな〜と思った。
そしてそこからは船釣りをしていたフェムたんからゴカイを貰い、竿を借りて、借りた竿を見事にブチ折り、ボッタくりの波止場の脇の店から一本釣りの竿を買ってまで釣りに没頭した。でも、釣れない・・・全然釣れない・・・ゴカイじゃ全然釣れないのだ!!!ボンゴラどころか竿のせいで小物が一切あがらない。
Gyabanも釣りに参加し、クエアイテムを落とす魚を釣りまくっていた。ちょうどこのクエをしていなかったCarmineは1つ手に入れて、そして時間なのでログアウトしていった。隣ではエビルアーのわんこが「アイドルばかり釣れる」とムーリシュアイドルを釣りまくっていた。わんこの釣りスキルは57、チョロは53。わんこの竿は太公望、チョロのは一本釣り。この差はでかかった。
わんこ「アイドルしか釣れねえ」
わんこ「ここは80年代の海岸ですか」
チョロ「吐息でネットおめ〜」
わんこ「アイドル13匹目」
ちょろ「もうすぐおにゃんこやな」
わんこ「アイドル売ってくる」
チョロ「聞こえ悪すぎw」
わんこ「アイドル売ったのに、また釣れて戻ってきた。」
時代を感じる会話をしながら釣りを続けていると、Gyabanが一緒に船釣りをしていたFemutoに声をかけた。
G「ふぇむー、エビダンゴあまってねーの?」
F「3つだけあるわ〜」
フェムたんは、みんなが潮干狩りをやめて釣りに没頭しだしてからも一人でずっと200バケツ目指して頑張っていた潮干狩りキングである。
船ではネビムを狙っていたらしくその残りのエビダンゴ(ボンゴラが釣れるエサ)が3つだけある、というではないか!ここは一番高いスキル(57)で太公望の竿のわんこに全てを託してボンゴラを・・・・たのむ!!!!
せっかくここまで来たんだから1匹くらいはアサリを持って帰りたい!わんこの1投目。
Conronはボンゴラを手に入れた!
キャーーーー!やったーーー!!!!!!!
ナイスわんこ!
「こりゃつよい・・・」とつぶやくわんこを応援して2投目。
Conronはボンゴラを手に入れた!
うおーーーーすげぇ!!!!エライどー!わんこはPC版でプレイするプレイヤーである。今の釣りはPC版だと釣り辛いという噂もあるのだけど、わんこは「コツがあって、それをやったら楽」と言っていた。こうなったらアサリが3匹欲しい3投目。
Conronはパムタム海苔を手に入れた!
Choro「ありゃ・・・・残念。でも2匹取れただけでもウレシイ!」
Gyaban「いや、これ」
Conron「外道だからエサなくならん」
そうなのか!いけいけGOGOわんこ!
Conronは錆びたキャップを手に入れた!
G「よーし!セーフ」
Conronは珊瑚のかけらを手に入れた!
Choro「これは・・・?」
Conron「外道」
Choro「よーし!見せ場作りすぎ!」
Conronは錆びたバケツを手に入れた!
G「引っ張るなぁw」
Conronはムーリシュアイドルを手に入れた!
Conron「あー」
Choro「ぇーこんだけ引っ張って吐息でネットかよ〜。うそうそ2匹でもウレシイ!フェムたんもエサありがとう!」
こうしてチョロは入手法を大きく間違っていたにもかかわらず、めでたくアサリを2匹ゲットすることが出来た。この後、フェムたんにもらったゴカイがなくなるまでアイドルやイワシを釣った後、島に着いた時からずっと気絶していたMyfavoritethingをD2で町に帰して、解散した。
もうだいぶ眠かったが、せっかく手に入れたのでポモドーロソースの材料を集めてボンゴレロッソを完成させた。まだ作れていないスパゲティもあるけれど、明日からしばらくはなつかしのブブリム教の制服を引っ張り出して、島でアサリ釣りをしようかなぁ、と思った。
潮干狩りじゃなかった時はショックだったけど、後から考えたらあのヒュムさんが来て釣りをしてボンゴラを釣ってくれたおかげで、アサリは潮干狩りではなく釣りだとわかって、本当に助かった・・・。
あの人が偶然来なかったら、出ない出ないといいながらバケツの底を抜く日々だったに違いない。
大量に仕入れたコバルトジェリーを雷クリでバリバリ割りながら、今日のチョロ・ログアウト。
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