第三百八十八話：運命の裏氷河

奇跡の氷河ライバル0！

本当は、新人さんの未クリアエリアであるバスかジュノへ行こうと思って動いていた。
でも、バスもジュノも先客あり。
うーん、困ったな〜。新裏でもまた行ってみるか？！と思いつつ、エリア選択に悩んでいると、氷河に誰もいないことが判明したのだ。

時間は既に21時すぎ。
うちの裏LSが活動している曜日では、氷河は21時にダイス勝負が行われて、勝ったLSが入るというのがなんとな〜く定番になっている。
（約束してそうしているのではないので、もちろん例外もある。）

でもこの日は新人さんの未クリアエリアに行きたかったので、ダイスに参加しなかったのだ。
こんな日に限ってだーれも氷河へ行こうとしなかったらしく、ダイス自体行われていなかった模様。

氷河とザルカは毎週ダイス勝負が行われている競合のキツいエリア。
行ける時に行っておかないと次はいついけるかわかんない！
と言う訳で、新人さんに謝りのtellを入れて、急遽氷河に突入した。

前回悔し涙を飲んだ証取りは、今日は本人の参加がないのでお預け。
ちょうど氷河未クリアのメンバーの参加があったので、久々のクリア目的。
ちょっとワクワク(・∀・)

「お、氷河？」
「ライバルいなかったの？」
「ダイスに勝つわけないしね〜」

続々とやってくるメンバーが驚きの声をあげている。
ダイスに負け続ける主催を暖かく(?)見守ってくれるメンバー達の優しい(?)セリフ。
北国へ行ける＝ライバルいなかったのね、と即理解するあたり、まるで苦しい家計を察知して進学を諦める子供のよう…。
みんな、トーチャンとカーチャンの体（ダイス？）が弱いばっかりに………苦労かけるね…ゴホッゴホッ。

こうして突入した氷河だけど、この日はものすごいプレゼントが待っていた。

まず突入したらいきなり竜騎士のAFがドロップ。
幸先いいね〜！なんて言っていたら、続いて黒のAFがドロップ！！！

おっと？！黒の胴だ。最後に見たのはいつだったか！
裏LSを発足してからまだ3つしかドロップしていない黒の胴。
もちろん自分はまだ未所持。
そして、これを取ったら黒のAFコンプである！！

Bibby「なんかチョロさん取る気がする」
Choro「うん、なんか自分もそんな気がするわ」

妙に冷静にそう思った。
予感とか、そういうものがあったわけじゃない。
なんか不思議にそう思えたのだ。

第一希望者は3名。
ザルカで帽子にロットするときは心臓がバクバクしていたけど、この時は変に冷静だった。


ミニーはソーサラーコートを手に入れた！




アレ？

Bibby「全然ちがったわ」

ああいう感じの冷静な予感ってあたるもんじゃないのっ！！！



しかしその後もAFドロップは大フィーバー！
第一希望のある白、シーフ、赤もドロップ！
100貨幣も3つもドロップ！
その他第二希望もじゃんじゃかドロップし、北国ではありえないほどの大収穫となったのだ。


無事にクリアも果たし、残り時間でAFを狙おうとハイドラ方面に進み、あと10分を切ったあたりで…

ハイドラ黒魔道士はソーサラーコートを持っていた！

ギャー。マタデター。
えー？2着？？ありえねーーー！！！！



なるほど、予感はコレだったのか。
さっき1つでてるので、希望者はもちろん2名。
ライバルであるサイアスさんは400台というショボめの数値（失礼）を既にだしていた。


なんと…今日がチョロのAFコンプの運命の日だったのか。
突入前にその予感はなかったなぁ。

第二希望の赤のAFも揃えたいし、新裏だってあるし、闇王も1回しか倒してないし、まだまだ裏に対するモチベーションはあるけれど、メイン希望の黒をコンプするっていうのは、なんとも感慨深いものがある。

それと同時に、ずーーーーっと着ているPorojr印のデーモンクロークを脱ぐのはちょっと寂しいな…という気持ちもあったり。

それでもやっぱり、みんなと一緒に裏を過ごしてきた1つの集大成でもあるから、もちろんウレシイ。
みんな…本当にありがとう！これからもよろしくね！！

とても色々な想いを抱えて、黒のコートにロットイン。





Choroのロットイン。235ポイント。




アレッ？？？？？？？？？？？？？？
あれーーーーーーーーーーー？？(・ω・)？？？





でも別の角度からみたら、メイン希望のAFへの情熱をまだまだ持ち続けれる事が決定したわけで、チョロって幸せモノかも！

結局この日は8ジョブ＋100貨幣の9種類13個のアイテムがドロップした。
今後もこのくらいのペースで出てくれたらいいのになぁ！

銘入りクロークはまだまだ洗濯に出せないな、と思いながら、今日のチョロ・ログアウト。