第三百六十二話：絶対勝ちたいけど苦戦したい。

この前久しぶりにやったSNFとの合同麒麟戦。
麒麟といえば、召喚してくる4神はもちろん、途中で麒麟自身が放つアストラルフロウがとても恐ろしい敵である。

今までこのアストラルフロウは、4神を倒し、麒麟単体との戦いになってから、ある程度麒麟のHPを削ると放たれる『後半の攻撃』のイメージだった。

フロウをされると一気に本隊壊滅になることもあり、油断の出来ない攻撃だった。
でもそれが過去形になってしまった…。

この日の麒麟戦には、過去最高人数の召喚士が集まっていた。
今までは、4神が終わるまでは麒麟本隊を攻撃する人数は割けなかったので、ナイトたちによる麒麟のマラソンが行われていた。

でも今回はナイトがマラソンしながら召喚士による攻撃も同時に行われていたのだ。

初めて麒麟と戦った時は、すさまじいオートリジェネにびっくりし、どうやったら削り始めることができるのか、1時間以上も悩み続けた相手。
その麒麟が今回の1戦目は、4神を倒した時点で既にHPが減り始めている、という状態だったのだ。

召喚士…ディアボロス恐るべし…。
外見的にはどっちかというと麒麟の仲間みたいに見えるディアボロス。
麒麟の周りをバッサバッサ飛んでいる。

そして2戦目。
チョロは4神アラだったので、そっちの討伐に必死になっていると、LSからビックリする報告が…。

「フロウ」
「もうフロウきた(;゜д゜)」
「ナイトひとりこっち来て〜〜」


えぇー？！
まだ麒麟単体にもなっていないのに、もうフロウ？！
どんだけ削ってんだ！！！！！

初めて戦ってからもう数年がたつけど、これほど容易に倒せる相手になるとは夢にも思っていなかった。
ディアボロスの登場は麒麟戦を大きく変えた要因だなー。

今後も、新しいアビの登場や、新しいジョブの登場で、新たな作戦がドンドン誕生していくんだろうけど、あんまり楽に倒せるようになるのも寂しい…。

プレイヤーが新しいアビなどで成長するのと同じで、何度か戦ったら敵の側にも新しいアビや魔法が追加されて手ごわい相手に成長するってのも楽しそう！

「次は5回目だから、麒麟Lv.2になっちゃうね(・_・;)」
「どんな攻撃が追加されるんだろ〜。」

なんて会話も楽しくない？
まぁ、「5回目だから」の回数カウントが、誰にとっての5回目なのかの設定が難しすぎるし、LS単位にするとしてもパール変えればOKなんて簡単な回避方法が思いつくし、かといって麒麟自体をいきなり強くしたら、今から発足する団体は辛いだろうし…。

でも、敵も成長するってアリだと思うんだけどな！
トリガーを集めるのは決して楽ではないし、『いつでも勝てる』のはありがたいことだけど、『すっごい苦戦だけど、最後には勝てる！』がやっぱり一番楽しい♪（贅沢すぎるか…）

NM、とくにHNMって呼ばれるモンスターには、『慣れ』なんて言葉は許されなくて、常に勝つか負けるか予想がつかない緊張感があるようなウマいシステムってないかな〜。

とはいえ、今でも大人数で挑む強敵であることは確か。
麒麟を雑魚みたいに扱ったこんな記事を書いて余裕かまして油断してたら、次の麒麟戦を敗退しちゃうんじゃなかろうか…という不安を感じてきたので、この辺で今日のチョロ・ログアウト。