元FF11アレクサンダー⇒シヴァで活動するLS『LittleBrownJug』所属・Choro(シヴァではChoroc)の不定期更新日記です。
2013年9月より、FF14フェンリルサーバー「ChoroCalico」でのプレイ日記になりました。
前回完全勝利で幕を閉じたカメ99BC。
でも残念ながらたまごは手に入れることが出来なかったので、また神印を貯める日々を送っていた。
前回終わった時点ですでに80個以上あったので、99個になるのは意外と速かった。
でも、今回で本当に印章は0個になる。
今回ダメだったら次に開催できるのは大分先になるだろう。
なので是が非でも勝ちたい。
そこで心配だったのは『こんなに短期間で2回目の開催していいんだろうか?』ということ。
LBJメンバーは目新しいモノ好きだ。
初挑戦や未勝利モノ、珍しいモノには飛びついてくれるけど、慣れると途端に冷めてくる。
もう何年も一緒に過ごしてきてそれを痛いほど知っている身としては、こんなにすぐに開催して人が集まるかなぁ、というのが不安だった。
でも、「次の動く島開催はいつ?」と聞いてくる人や、「お金稼ぎたいし自分も次は印章使うー!」という人が意外と多かった。
もちろん自分は貯まり次第すぐにでもたまごを取りに行きたかったし、周りの反応のよさも手伝って、前回から1ヶ月もたたないうちに2回目の開催を行ったのだ。
みんなが言ってくれる「金策目的で使いたい」という言葉は、半分嘘だと知っている。
もちろん大当たりのストライダーが出たら儲かるけれど、その可能性はめちゃくちゃ低いし、99BCの他のドロップアイテムはとても99個の印章の数に見合った金策にはならない。
金策というなら神30BCに3回行く方が確実に儲かるに決まっている。
「オーブはいくつ使う予定?」
「自分も、もし少ないなら使うわー」
「オーブ足りてる?」
「私も提供しますよ」
そんな言葉の全てに「使いたい人が使う、で!」と返事してきたけど、みんなの言葉に「もし予定数のオーブでたまごが出なかったら自分のを使ってね」意味が込められているのがビシビシ伝わる。
みんなの暖かさに感謝しつつも、99個もの印章を【提供】される事にビビってた。
普通に「ありがとう」って言えないこの性格がオワッテル。
さらに「使うのは自分が使いたいなら、にしてね~」なんていう、自分の為の言葉を、しつこいくらい付け加える自分に萎える日々だった。
そして迎えた当日。
前と同じく21時前にログインして人数調整をするものの、前回より明らかに人が少ない。
黒の数が全然足りない…。
22時すこし前の時点で黒3名。
LSでの参加者のカウントがあらかた終わってもまだ全然足りないので、黒を持っているフレンドを片っ端から検索するも、誰もログインしていない。
これは中止にせざるを得ないか、と思っていた所に、ガプちんとサムっちの参加が確定し、5名になった。
前回の最終BCの黒の数はたしか8名。
しかも全体が16名だった。
今回は黒5名。
でも赤の数が前より多い。
そして前回の最終戦の勝利時の余裕っぷりを考えると、5名でもなんとかなるんじゃないか、という期待が自分の中にあった。
この数字的根拠のない感覚だけの期待があんな悲劇を呼ぶことになろうとはこのときは思いもしなかった…。
SNFにも参加を呼びかけて、この日集まったのは17名。
ナ:Kiryu Porojr
侍:Alevia Uluz
シ:Deku ベイさん
青:Chappie
コ:Ajimaru
吟:斧子さん
赤:Cuncun Bibby エスさん
黒:Bati Quin Assam Gapuel Choro
自分の頭の中で「きっと参加だろうな~」と勝手に予定してカウントしていた黒の数が3名も欠けてしまっていた。
もちろん約束していたワケじゃないので仕方ないんだけど、黒5名はさすがにどうなんだろう…という気持ちがあり、相当焦っていた。
でも、「大丈夫!」という周りの言葉に励まされ、自分にも「前あんだけ余裕だったし、いけるよね」という気持ちがあり、このメンツで挑むことにしたのだ。
ランダムで勝った人からオーブ使用順を選ぶことにした。
2番目に順番を選ぶ事になったチャッピが「1番で!」と宣言。
あぁ、やっぱり…。
チャッピはチョロのリアフレで、本当に本当に優しい気質のアル中だ。
前回も、チョロより早く選ぶ権利を得ていたら絶対に1番を選んでいたと思う。
でも、前はチョロの方がランダム数値が高かったから先に1番を選ぶ事ができた。
しかも結果は驚くほど余裕のある勝利、というハッピーな結末だった。
しかし今回はどうだろう?
黒が3名減ることがどのくらい影響するんだろう?
それでもまだ自分の中に「きっといける」という気持ちがあった。
それほどに前回の16名での最終戦は余裕があったのだ。
不安な1戦目だけど、きっと勝てる、だから1番に行ってもらっても大丈夫なはず、という期待と甘えがあった。
でも、自分の本当の本音はどうだったんだろう?
前回は「負けてもまだ80個の印章がある、リベンジは目と鼻の先」と大きく構えれる理由が自分にあった。
だから、勝てるかどうか全く予想がつかなかった1戦目は、絶対自分が行きたいと心底思えていた。
でも今回は違う。もう印章はない。
負けちゃったらリベンジは遥か彼方。
「1番は自分にやらせて!」って声に出せば、きっとその願いは叶っただろうと思うのに、そうしなかったのはなぜ?
それは今思うと、自分では認めたくないけれど、この時の自分に「不安な1戦目を出来れば避けたい」っていう気持ちがあったんじゃないか、と思えてならない。
チャッピが自分より高いランダムを叩き出して1番を宣言してくれたことに、ホっとしている自分がいた気がして、本当に滅入る。
こんな複雑な想いを抱えたまま、1戦目はスタートした。
前と同じく自分が印サイレスをいれて、連携MBスタート。
前となにも変わらないのに、カメのHPが全く削れない。
5人の黒と3人の赤が必死で精霊を叩き込んで、やっと首が出た。
マラソンタイムが始まり、ヒーリング。
そしてMPが回復し、2回目の攻撃タイム。
ナイトが立ち止まり、連携が始まる。
月光!⇒エヴィ!⇒氷MB!
驚くほどに削れない。
「首が引っ込みましたー!」
ここから次に首が出るまで削らなくてはいけないのに、カメのHPは増えている。
連携MBでカメのHPを削り、その後の精霊押しでは最低でもイーブンの状態を保てなければ、このBCには勝てない。
だって、そうじゃなきゃ削れる要素がないんだもの。
でも、カメのHPは増えていっていた。
何度マラソンタイムを繰り返して攻撃に移っても、かろうじて再度首を出すことが出来るだけで、相手のHPを削れない。
「厳しいな…」
「火力が足りない」
「HP増えてる!!!」
支援ジョブのコルセアと吟遊は、火力アップに奔走してくれ、魔力の泉も使い、出来る事は全てやった。
それでもカメのHPは、最大で3割削れただけだった。
「時間が…」
「もうあと10分くらいかな」
「うん…」
「なんとか策はないか?!」
サイレスを入れるとリジェネ量がアップしているかもしれない、という情報を以前の記事へのコメントで頂いた事を報告し、サイレスなしでやってみようか、という事に。
しかしサイレスなしの状態は、前が持たなかった。
怒涛の魔法攻撃に前衛がバタバタと死んでいく。
そして1戦目は時間切れで幕を閉じてしまったのだ…。
もう少し勝負になると思っていた。
まさかこれほどに勝機がない結果になるとは、本当に思っていなかった。
ハッキリ言ってこれでは2戦目に挑めない。
負けにいくようなものだ。
火力を…火力を増やさなければ全敗してしまう!
チャッピになんと言えばいいのか全く言葉が見つからなくて、ありきたりのセリフを言ってみても、予想通り
Chappie「お試しでおっけー」
という返事が帰って来る。
とにかく今は戦力の確保に全てをつぎ込もうと、もう一度期待をこめてフレンドをサーチしてみた。
BC前には新たにタクちゃん(赤)が到着していた。
SNFのLSで情報をキャッチしてくれたんだろう。
さらに、前回のBCにも来てくれたウンババがログインしている!
隣ではPorojrがニョッキーにtellしてくれていた。
そしてフレンドリストにヨックの姿を発見!
みんな土曜は遅めのログインなんだな。
ウンババは、フレンドのジョディの消化液取りをしているので、終わり次第駆けつけてくれるとのこと。
ヨックは「友達もつれてくよ!」との頼もしい言葉。
ニョッキーにいたっては既にこちらに向かってくれているという素早さ。
そこへ酔っ払った状態のシファさんもログインして、驚くほどの黒の増員が可能となった。
それをみんなに伝え、到着を待つこととなった。
「あんなに削れないとは思わなかったよ…」
「前と黒の数そこまで違わないのになぁ」
「攻撃時にHP回復されてしまってはどうしようも…」
「何名が黒の人数の最低ラインなんだろう。」
「前8名で、2人衰弱したりしながらでも勝てたのに」
「とりあえず5名は絶対に足りないって事はよくわかったね」
そして、シファさん、ヨック、ペルソニアさん、ニョッキの4名が到着し、連携を1組減らして黒を増員し、2戦目に挑むこととなった。
次は自分の番だ。
黒の数は4人も増えて、前回以上の戦力。
負けることはないと確信していた。
そして本当にその通りだった。
これほどに変わるものなの?というくらい削れていく。
あっという間にカメは沈んで、宝箱が登場した。
「出るねー!」
「出まーす!」
「たまご祈って!!!」
「おっけーーあけていいよー!」
ドキドキするチョロの目の前の宝箱に、赤い角と白い羽根が生えていた。
全員出たと思っていたけど、ビビーが箱に入っている。
ビビーにウンと頷いて、宝箱をあけた。
たまご……でるかな……。
ドロップ品のログが出る前にチョロの目に飛び込んできたのは、殴子の「でたああああああああああああああ」という叫び声だった。
ウワ、出たんだ!
いやまて、ほんとに???
なんで疑う必要があったのかわからないが、信じられない気持ちがあった。
ほ、本当に出てる!!!!
やったああああああああああああああ!!!!!!
「うわーこれで黒帯かぁ!!!!」
「ってか…」
「ちょ」
「ぎゃああああああああああ」
「おいおい」
「ス、ストライダー!!!!!」
「ストライダーまで出てる!!!!」
((((゜д゜;))))
ほ、ほんとだ。
え?まじ?
いや、まじだ。
えーーー?????????
前回2/8の確率だったタマゴと、1個も出なかったストライダーが同時に?!
な、なにこれ…。
ナニコレーーー!!!
黒増員でお留守番組が出るとわかったとき、元々聞いていたログアウト時間が迫っていたデクちんが「自分はここで落ちますー」と言ったのを、無理やり引き止めて参加してもらった。
ブブ教のナイフはやっぱり一味違った!
スーパートレジャーハンターのパワーここに極まれり。
正直、あまりのことに呆然とするばかりで、ほとんどなにもしゃべれなかった。
1ログイン1000回チャットのパワーはどこへやら、である。
自分はストライダーブーツを装備できるジョブはない。
なのでこの靴は、裏世界で釣り部をしてくれるシーフさんたちへの貸し出しアイテムとして活躍してもらおうと思っている。
そしてその後のBCも全勝だった。
ベイさんの回ではクリークスバイルが出て、キリュの回は……置いといて、最後のQuinの回ではまたタマゴがでたけど貰い手がなかったり、となんとも贅沢な結果となった。
負けてしまった初戦のチャッピーには本当に申し訳ないコトをした。
お礼を申し出ても、当たり前のように拒否された。
こうして、たくさんの人の協力おかげで自分はとうとう黒帯のラストアイテム、アダマンタスの卵を手に入れることができたのだ!
その後、ビビーとウルたんが黒帯クエで必要なバスへの移動を手伝ってくれて、クエストをこなしていった。
内容は書かないけど、黒帯っていうからにはやっぱり武道で、厳しい修行の世界で、シリアスなクエストだと思っていたんだけど…とっても意外で、とってもコミカルで、とっても意外性のあるクエストだった!
1歩目、ニーズの鱗。
外販という手段を視野にいれ、黒帯に手が届くんじゃないかと初めて頭に浮かんだキッカケの日。
思い立って外販交渉に赴き、交渉成功⇒偶然ニーズポップ、という奇跡だった。
2歩目、ベヒ舌。
この漂流記に頂いたコメント知ることが出来た没時間をキッカケに、交渉することが出来た。
外販で手に入れた2つにも、自分が普段過ごしているのとは全然違う世界を垣間見たり、緊張して交渉を行ったり、という思い出が詰まっているけど、最後の1つのアイテムを、仲間とのかけがえのない思い出と共に手に入れることが出来て、本当にウレシイ!
まだ全然メリポも振れていないし、モンクで参加したことがある場所はまだまだ少ないし、モンクとしての力量や経験は浅すぎるほど浅い。
でも、クジャ吉主催のサルベージ部では、鍛えられたモンクが活躍できる場所があるらしいし、次のパッチでは新しいアビも追加されるみたいだし、今後のチョロモンクの成長が、自分でもとっても楽しみ!
コンバート時間短縮に使う予定で貯めていたメリポを、思わすカウンターに振ってしまって、今日のチョロ・ログアウト。
でも残念ながらたまごは手に入れることが出来なかったので、また神印を貯める日々を送っていた。
前回終わった時点ですでに80個以上あったので、99個になるのは意外と速かった。
でも、今回で本当に印章は0個になる。
今回ダメだったら次に開催できるのは大分先になるだろう。
なので是が非でも勝ちたい。
そこで心配だったのは『こんなに短期間で2回目の開催していいんだろうか?』ということ。
LBJメンバーは目新しいモノ好きだ。
初挑戦や未勝利モノ、珍しいモノには飛びついてくれるけど、慣れると途端に冷めてくる。
もう何年も一緒に過ごしてきてそれを痛いほど知っている身としては、こんなにすぐに開催して人が集まるかなぁ、というのが不安だった。
でも、「次の動く島開催はいつ?」と聞いてくる人や、「お金稼ぎたいし自分も次は印章使うー!」という人が意外と多かった。
もちろん自分は貯まり次第すぐにでもたまごを取りに行きたかったし、周りの反応のよさも手伝って、前回から1ヶ月もたたないうちに2回目の開催を行ったのだ。
みんなが言ってくれる「金策目的で使いたい」という言葉は、半分嘘だと知っている。
もちろん大当たりのストライダーが出たら儲かるけれど、その可能性はめちゃくちゃ低いし、99BCの他のドロップアイテムはとても99個の印章の数に見合った金策にはならない。
金策というなら神30BCに3回行く方が確実に儲かるに決まっている。
「オーブはいくつ使う予定?」
「自分も、もし少ないなら使うわー」
「オーブ足りてる?」
「私も提供しますよ」
そんな言葉の全てに「使いたい人が使う、で!」と返事してきたけど、みんなの言葉に「もし予定数のオーブでたまごが出なかったら自分のを使ってね」意味が込められているのがビシビシ伝わる。
みんなの暖かさに感謝しつつも、99個もの印章を【提供】される事にビビってた。
普通に「ありがとう」って言えないこの性格がオワッテル。
さらに「使うのは自分が使いたいなら、にしてね~」なんていう、自分の為の言葉を、しつこいくらい付け加える自分に萎える日々だった。
そして迎えた当日。
前と同じく21時前にログインして人数調整をするものの、前回より明らかに人が少ない。
黒の数が全然足りない…。
22時すこし前の時点で黒3名。
LSでの参加者のカウントがあらかた終わってもまだ全然足りないので、黒を持っているフレンドを片っ端から検索するも、誰もログインしていない。
これは中止にせざるを得ないか、と思っていた所に、ガプちんとサムっちの参加が確定し、5名になった。
前回の最終BCの黒の数はたしか8名。
しかも全体が16名だった。
今回は黒5名。
でも赤の数が前より多い。
そして前回の最終戦の勝利時の余裕っぷりを考えると、5名でもなんとかなるんじゃないか、という期待が自分の中にあった。
この数字的根拠のない感覚だけの期待があんな悲劇を呼ぶことになろうとはこのときは思いもしなかった…。
SNFにも参加を呼びかけて、この日集まったのは17名。
ナ:Kiryu Porojr
侍:Alevia Uluz
シ:Deku ベイさん
青:Chappie
コ:Ajimaru
吟:斧子さん
赤:Cuncun Bibby エスさん
黒:Bati Quin Assam Gapuel Choro
自分の頭の中で「きっと参加だろうな~」と勝手に予定してカウントしていた黒の数が3名も欠けてしまっていた。
もちろん約束していたワケじゃないので仕方ないんだけど、黒5名はさすがにどうなんだろう…という気持ちがあり、相当焦っていた。
でも、「大丈夫!」という周りの言葉に励まされ、自分にも「前あんだけ余裕だったし、いけるよね」という気持ちがあり、このメンツで挑むことにしたのだ。
ランダムで勝った人からオーブ使用順を選ぶことにした。
2番目に順番を選ぶ事になったチャッピが「1番で!」と宣言。
あぁ、やっぱり…。
チャッピはチョロのリアフレで、本当に本当に優しい気質のアル中だ。
前回も、チョロより早く選ぶ権利を得ていたら絶対に1番を選んでいたと思う。
でも、前はチョロの方がランダム数値が高かったから先に1番を選ぶ事ができた。
しかも結果は驚くほど余裕のある勝利、というハッピーな結末だった。
しかし今回はどうだろう?
黒が3名減ることがどのくらい影響するんだろう?
それでもまだ自分の中に「きっといける」という気持ちがあった。
それほどに前回の16名での最終戦は余裕があったのだ。
不安な1戦目だけど、きっと勝てる、だから1番に行ってもらっても大丈夫なはず、という期待と甘えがあった。
でも、自分の本当の本音はどうだったんだろう?
前回は「負けてもまだ80個の印章がある、リベンジは目と鼻の先」と大きく構えれる理由が自分にあった。
だから、勝てるかどうか全く予想がつかなかった1戦目は、絶対自分が行きたいと心底思えていた。
でも今回は違う。もう印章はない。
負けちゃったらリベンジは遥か彼方。
「1番は自分にやらせて!」って声に出せば、きっとその願いは叶っただろうと思うのに、そうしなかったのはなぜ?
それは今思うと、自分では認めたくないけれど、この時の自分に「不安な1戦目を出来れば避けたい」っていう気持ちがあったんじゃないか、と思えてならない。
チャッピが自分より高いランダムを叩き出して1番を宣言してくれたことに、ホっとしている自分がいた気がして、本当に滅入る。
こんな複雑な想いを抱えたまま、1戦目はスタートした。
前と同じく自分が印サイレスをいれて、連携MBスタート。
前となにも変わらないのに、カメのHPが全く削れない。
5人の黒と3人の赤が必死で精霊を叩き込んで、やっと首が出た。
マラソンタイムが始まり、ヒーリング。
そしてMPが回復し、2回目の攻撃タイム。
ナイトが立ち止まり、連携が始まる。
月光!⇒エヴィ!⇒氷MB!
驚くほどに削れない。
「首が引っ込みましたー!」
ここから次に首が出るまで削らなくてはいけないのに、カメのHPは増えている。
連携MBでカメのHPを削り、その後の精霊押しでは最低でもイーブンの状態を保てなければ、このBCには勝てない。
だって、そうじゃなきゃ削れる要素がないんだもの。
でも、カメのHPは増えていっていた。
何度マラソンタイムを繰り返して攻撃に移っても、かろうじて再度首を出すことが出来るだけで、相手のHPを削れない。
「厳しいな…」
「火力が足りない」
「HP増えてる!!!」
支援ジョブのコルセアと吟遊は、火力アップに奔走してくれ、魔力の泉も使い、出来る事は全てやった。
それでもカメのHPは、最大で3割削れただけだった。
「時間が…」
「もうあと10分くらいかな」
「うん…」
「なんとか策はないか?!」
サイレスを入れるとリジェネ量がアップしているかもしれない、という情報を以前の記事へのコメントで頂いた事を報告し、サイレスなしでやってみようか、という事に。
しかしサイレスなしの状態は、前が持たなかった。
怒涛の魔法攻撃に前衛がバタバタと死んでいく。
そして1戦目は時間切れで幕を閉じてしまったのだ…。
もう少し勝負になると思っていた。
まさかこれほどに勝機がない結果になるとは、本当に思っていなかった。
ハッキリ言ってこれでは2戦目に挑めない。
負けにいくようなものだ。
火力を…火力を増やさなければ全敗してしまう!
チャッピになんと言えばいいのか全く言葉が見つからなくて、ありきたりのセリフを言ってみても、予想通り
Chappie「お試しでおっけー」
という返事が帰って来る。
とにかく今は戦力の確保に全てをつぎ込もうと、もう一度期待をこめてフレンドをサーチしてみた。
BC前には新たにタクちゃん(赤)が到着していた。
SNFのLSで情報をキャッチしてくれたんだろう。
さらに、前回のBCにも来てくれたウンババがログインしている!
隣ではPorojrがニョッキーにtellしてくれていた。
そしてフレンドリストにヨックの姿を発見!
みんな土曜は遅めのログインなんだな。
ウンババは、フレンドのジョディの消化液取りをしているので、終わり次第駆けつけてくれるとのこと。
ヨックは「友達もつれてくよ!」との頼もしい言葉。
ニョッキーにいたっては既にこちらに向かってくれているという素早さ。
そこへ酔っ払った状態のシファさんもログインして、驚くほどの黒の増員が可能となった。
それをみんなに伝え、到着を待つこととなった。
「あんなに削れないとは思わなかったよ…」
「前と黒の数そこまで違わないのになぁ」
「攻撃時にHP回復されてしまってはどうしようも…」
「何名が黒の人数の最低ラインなんだろう。」
「前8名で、2人衰弱したりしながらでも勝てたのに」
「とりあえず5名は絶対に足りないって事はよくわかったね」
そして、シファさん、ヨック、ペルソニアさん、ニョッキの4名が到着し、連携を1組減らして黒を増員し、2戦目に挑むこととなった。
次は自分の番だ。
黒の数は4人も増えて、前回以上の戦力。
負けることはないと確信していた。
そして本当にその通りだった。
これほどに変わるものなの?というくらい削れていく。
あっという間にカメは沈んで、宝箱が登場した。
「出るねー!」
「出まーす!」
「たまご祈って!!!」
「おっけーーあけていいよー!」
ドキドキするチョロの目の前の宝箱に、赤い角と白い羽根が生えていた。
全員出たと思っていたけど、ビビーが箱に入っている。
ビビーにウンと頷いて、宝箱をあけた。
たまご……でるかな……。
ドロップ品のログが出る前にチョロの目に飛び込んできたのは、殴子の「でたああああああああああああああ」という叫び声だった。
ウワ、出たんだ!
いやまて、ほんとに???
なんで疑う必要があったのかわからないが、信じられない気持ちがあった。
ほ、本当に出てる!!!!
やったああああああああああああああ!!!!!!
「うわーこれで黒帯かぁ!!!!」
「ってか…」
「ちょ」
「ぎゃああああああああああ」
「おいおい」
「ス、ストライダー!!!!!」
「ストライダーまで出てる!!!!」
((((゜д゜;))))
ほ、ほんとだ。
え?まじ?
いや、まじだ。
えーーー?????????
前回2/8の確率だったタマゴと、1個も出なかったストライダーが同時に?!
な、なにこれ…。
ナニコレーーー!!!
黒増員でお留守番組が出るとわかったとき、元々聞いていたログアウト時間が迫っていたデクちんが「自分はここで落ちますー」と言ったのを、無理やり引き止めて参加してもらった。
ブブ教のナイフはやっぱり一味違った!
スーパートレジャーハンターのパワーここに極まれり。
正直、あまりのことに呆然とするばかりで、ほとんどなにもしゃべれなかった。
1ログイン1000回チャットのパワーはどこへやら、である。
自分はストライダーブーツを装備できるジョブはない。
なのでこの靴は、裏世界で釣り部をしてくれるシーフさんたちへの貸し出しアイテムとして活躍してもらおうと思っている。
そしてその後のBCも全勝だった。
ベイさんの回ではクリークスバイルが出て、キリュの回は……置いといて、最後のQuinの回ではまたタマゴがでたけど貰い手がなかったり、となんとも贅沢な結果となった。
負けてしまった初戦のチャッピーには本当に申し訳ないコトをした。
お礼を申し出ても、当たり前のように拒否された。
こうして、たくさんの人の協力おかげで自分はとうとう黒帯のラストアイテム、アダマンタスの卵を手に入れることができたのだ!
その後、ビビーとウルたんが黒帯クエで必要なバスへの移動を手伝ってくれて、クエストをこなしていった。
内容は書かないけど、黒帯っていうからにはやっぱり武道で、厳しい修行の世界で、シリアスなクエストだと思っていたんだけど…とっても意外で、とってもコミカルで、とっても意外性のあるクエストだった!
1歩目、ニーズの鱗。
外販という手段を視野にいれ、黒帯に手が届くんじゃないかと初めて頭に浮かんだキッカケの日。
思い立って外販交渉に赴き、交渉成功⇒偶然ニーズポップ、という奇跡だった。
2歩目、ベヒ舌。
この漂流記に頂いたコメント知ることが出来た没時間をキッカケに、交渉することが出来た。
外販で手に入れた2つにも、自分が普段過ごしているのとは全然違う世界を垣間見たり、緊張して交渉を行ったり、という思い出が詰まっているけど、最後の1つのアイテムを、仲間とのかけがえのない思い出と共に手に入れることが出来て、本当にウレシイ!
まだ全然メリポも振れていないし、モンクで参加したことがある場所はまだまだ少ないし、モンクとしての力量や経験は浅すぎるほど浅い。
でも、クジャ吉主催のサルベージ部では、鍛えられたモンクが活躍できる場所があるらしいし、次のパッチでは新しいアビも追加されるみたいだし、今後のチョロモンクの成長が、自分でもとっても楽しみ!
コンバート時間短縮に使う予定で貯めていたメリポを、思わすカウンターに振ってしまって、今日のチョロ・ログアウト。
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