第四百九十八話：最高のポロッゴのいる場所

花鳥風月のお題には、2種類ある。
【相応しいモンスター】と【最高のモンスター】
前者は普通の敵だけど、後者はHNMを指定されることもあるくらい、「そんなもんを自分占有状態でHP削って正面から？！無理無理！」と泣き寝入りするような敵を指定される事が多い。

しかし！
この前インしているときにDgeが言ったのだ。

Dge「最高の～の方いかないか」

えーー？いけるのー？

Dge「マムージャ兵訓練所にいるポロッゴって言ってた」
「いくいく！！」

なんと！
たしかにポロッゴは見破りで、普通のモンスとはちょっとだけ違うといえば違う。
いや、今考えるとインプだってオサーンだって見破りなんだけど、この時は少しも疑問を抱かなかったのだ。

「最高の花鳥風月を撮ってきたら何ポイントもらえるんだろう！」
「200とか！」
「一気に1000とか！」

興奮しつつ、みんなでワープして、いざマムークへ！
マムークに到着して、目的の池の方へ歩いていこうとすると

なんかNMはチョロになんか忍術を唱えた。

ちょ、オマエ誰だよ！！
インスニして安心しきって広場を通過しようとしたら、いきなり見破られる大惨事。
アイツはいったいなんだったんだ…。
目的の池のある広場の手前の通路にも、古鏡が鎮座。
怖いなぁ……。

撮影対象のポロッゴは、結構な強さ。
でも、5人で行っていたので余裕余裕！




HPギリギリ、前からドアップ、はすでに当然の手法となっていたので、全員ポロッゴの前にびったり張り付いて撮影開始。
特に危ない事もなく、全員が取り終わった。

いそいそと白門へ帰って、ドキドキしながら山楽にトレード！

「あれーーー？？？」
「2桁しかもらえない」
「なんでーー？お題かわった？」
「いや、ポロッゴのままだなぁ」
「うーーむ。謎い…」
「ポロッゴNMでないとダメとか？」
「そんなのあそこにいたっけ…？」
「クエの敵とか…？」

なんでダメなのか、さっぱりわからず不完全燃焼のまま、通常のお題である闇エレを撮影しにお空へ向かった。

しかし！
その後、別のメンバーから鋭い指摘が！

「マムークのポロッゴ、じゃなくてマムージャ兵訓練所のポロッゴ、だったんでしょ？」
「む？そうかな。マムージャ監視哨だったかな。なんかそんな感じ」
「撮影に行ったのは？」
「マムーク」
「場所が違うんじゃ」
「エッーーーー！」

指定が『マムージャ兵訓練所』だったか『マムージャ監視哨』だったか、ちょっと忘れちゃったけど、確かに『マムーク』ではなかった！
え？つまりどゆこと……？

「アサルトのポロッゴって事じゃ…？」

な、な、な、なるほど(;゜д゜)

その後、ポロッゴが出てくるアサルトはなんだ？！と調べてみると、少尉の『青の症例』
その時いたメンバーでは少尉が3名、うち1名離席、という状況だったので、その時の最高のお題チャレンジはお流れとなった。

しかし、全然気付かなかったなー。
なるほど、アサルトの、かぁ。

フェンリルやキマイラ、ハイドラなんかを指定される事もある最高のお題で、ポロッゴって随分楽だなぁって思ったんだよなぁ…。

でもでも！上記のHNMに比べたら、アサルトの敵ってそこまで難易度高くないように思える。
アサルト行く時は、行く前に最高のお題がアサルトモンスターじゃないかどうかチェックすべきだな！

ガッカリしながら撮影してきたポロッゴの写真を二束三文で山楽にトレードしている横で、

「最高のお題のポロッゴの写真バザー中ですー！」

とSay&Shoutで販売している猛者がいた。
あんたも同じミスしたんだね！
しかし、それを販売するとは…オヌシも悪よのぅ…。

とか思っちゃったけど、アサルトで出て来るのも、マムークにいるのと同じ名前の『Poroggo』みたいだし、もしかしたらアサルトで撮ってきたのかもしれないな！
疑ってゴメン！

最高の花鳥風月のポイントが何ポイントなのか、ちょっと気になりながら、今日のチョロ・ログアウト。