第五百六十話：正装はエルヴァーンのためにある。

この前の大規模パッチの前、Porojrは時間があるとウガレピに行って、ハベトロットを狩っていた。
来るべきタキシードにむけて素材を確保し、パッチ特需で大量に売りさばこうという裁縫魂だ。

そしてパッチ当日

Porojr「うおおおお、玉糸使わねえええええ」

とギルドで叫ぶガルカ裁縫職人がいた。
しかもこの日彼はズボンのレシピしか見つけることができず、「上着は裁縫じゃないのかなぁ」なんてつぶやいていたが、実はタキシードはまさかのスキル100超えレシピで、上級サポNPCからしか聞けないというオチだった。
レシピ予想が外れた上に若干乗り遅れ気味な裁縫ガルカ。
しかし彼はこのくらいではくじけない。

Porojr「タキシードの相乗効果でドレスの売れ行きアップとかないかい？ほれ、きてる！きてる！俺勝ち組！！」

競売のオパーラインドレスの売れ行きが、タキシード実装前より格段にアップしているのを確認し、ドレスとタキシードのセットを作るべく素材を集めていた。

そして裏の前…

Porojr「おっしゃーー作るどーー！！！」

ゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


パリーーーン



「(;゜д゜)」
「((((゜Д゜;))))」
「うわ……」
「きっついもんみてもた…」
「高いモンから割れてるで…あの人…」

涙にくれる裁縫ガルカ。
しかしその後わんこからの制作依頼で、無事にタキシードを作る事ができた。

Porojr「ドレスもあるけど、誰か♀キャラおらんか？」
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「おるけど……」
「ウンババしか……」
「ウンババだけだわ～(´；ω；｀)」

常時獣人帽子＋白パンツ＋タリスマンが正装の変態エル♀しかその場に♀キャラはいなかった。
背に腹はかえられない。
だって他はみんなドレス着れないんだもの。

泣く泣くウンババにドレスを渡して、お披露目大会を開催した。




まずは依頼人、Conron。
頭は花嫁に合わせて獣人帽子だ。
隣ではウンババが

Puzzle「おいおい、下半身ないんかいな。下半身」
Puzzle「こりゃしゃーないがなー」

といいながらサブリガを履いていた。
アンタそれいつも通りだろ！

タキシードも上しかなかったのだけど、これは結構なにとでも合う感じ。
金髪タルタル、中々いいじゃない！




正装といえばエルヴァーン。
白い髪がめちゃくちゃ似合う！
ウンババも獣人帽子を脱いで思わず王冠をかぶってしまうほど、エル同士の正装は似合うな～。




おなじエルなのに、カッパが相手だと何故か毒キノコ帽子をかぶってしまう二人。
なぜ？？なぜなの？
カッパエルはネタキャラなのか？！




ヒューム。
うん、ヒューム……。

うん…。
なんだろう？

緊張しないでリラックスしてね。
ママ、あなたが本当はできる子だってわかってるから。
失敗してもいいのよ。

と言われている過保護な親と息子という感じだ。




地味にガルカもこういう衣装似合うな～。
しかしゴツい！
すぐにすごいハードなアクションシーンが始まるけど、とりあえずその前のパーティのシーンで主役の筋肉俳優が正装してる、という感じだ。
(わかりづらい…)




そして自分も着せてもらった。

「ジャグラーだ」
「てじなーにゃ、だ」

ホントそんな感じだ。
次にLBJのHPのリニューアル企画があったら、この格好でレトリビューションで杖を投げてるところがいいな！

散々着まわしてみてわかったのは、1回着たら満足しちゃう、って事。
でも個人的な感想としては、オパーラインドレスよりは普段着として応用が効いて、普通にカッコいいし、着ていても痛さがない感じはあるかな！
個人的な感想なので、ドレス好きな人、怒らないでね…(・_・;)

ヴァナ婚に呼ばれた時にこそ着たいような衣装なのに、結婚式では花婿の衣装というジレンマ。
次は白無垢と紋付袴の実装お願いします！

ついこの前参加した友人の結婚式で、新郎がお色直しの後に

「俺、ベストが変わっただけなのに、これで1万円なんです」

って愚痴っていたことをなんとなく思い出して、今日のチョロ・ログアウト。