第三百八十二話：ショックショックなサーキット

ワクワクのバージョンアップ。
ログインできたのは翌日の朝3時くらい。LSには既に人が数名しかいなかった…。

Choro「どうなのどうなの？パッチはどうなの？？」
Kujya「破産者がでた（複数）」
Choro「(;゜д゜)…」

アレか…。チョコボレースか…。
実装前からヤバいんじゃないかと危惧されていたBobuは、大方の予想を裏切らず大金をスっていた様子。

Cogito「ボブさん、後半「わかってきた！」とか言ってたけど…」
Choro「丸出しwwwwww負けるやつ丸出しwwwwww」
Kujya「ビビ&スパも危ない」
Cogito「スパさんは、中身違う人なんじゃないかと思うくらい、人が変わってた…」

恐るべし、チョコボレース…。
早速自分も行ってみることにした。

広い！やたら広い場内。
なにこの広さ。しかもマップがない。
マップはどこだ！！


マップはどうやったら貰えるんだ…？
NPCに話しかけまくるが、一向に気配がない。
結局見知らぬ猫さんに情報を教えてもらいマップをゲッツ。
マップ取得の真相は、総合カウンターに???があるという『ご自由におとりください』方式だった。

『何かやらないとマップもらえない』
と思い込んでいる5年間の刷り込み。恐ろしい。

しっかし広い！とにかく広い。
まずはレースを見ないと始まらないので、とりあえず500Gくらいの鳥券購入。
サーキットに出てみるとヨックさんがいた。

Yoc「次のレースは2-7くるよ」

ここにもいたか…。破産候補…。

Yoc
「ゴール前に陣取ってみたけど…」
Choro
「みえないね…」
Yoc
「台を…」


カメラを傾けないと見えない仕様にオロオロしていると、レーススタート！
普　通　に　ム　ー　ビ　ー　開　始。
えーーーー？？
今までのチョコボレースと全く一緒かよぅ！
サーキットレースなんだから、ちょっとくらい変えてもバチあたらなかったんじゃないのー？？

軽く不満を持ちつつレーススタート！
始まると熱くなって今までのムービーと同じだなんて全く気にならない。
やっぱりお金がかかるとムービーみる気合も違うね！！

結果はハズレ。
まぁ、お試し500Gだったしいっか。
その場で色んな人が熱く会話していてsayの会話が弾む。
イイネ！こういう感じ！

そうこうしていたらPorojrがログインしてきた。

Porojr「おっしゃやるで！！！！」

いきなりMAXの999口馬券を握り締めているPorojr。
まさかこんな身近に破産候補がいようとは…。

Aさん「これは誘われ待ちのいい時間つぶしになるな〜」
Choro「待ってる間に破産しますよ！w」

なんて会話をしながら横の画面をみると、ナイトのレベルあげをするつもりで準備万端のPorojrが、誘いのtellを断っている…

Porojr「だってレースが…。まだ希望も出してないしサチコメも書いてないからいいでしょ…」

いや、いいけどさ…。
そして999口馬券は、当然のようにサーキットのチリとなった。

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しばらくレースを続けていると、初めてPCチョコボに遭遇。
NPCチョコボはみんな所属チームが『なし』だけど、そのチョコボはウィンダス所属。
他のチョコボが軒並み『標準クラス』とか『まぁまぁありそう』な能力なのに、1人だけ『最高クラス』。

もちろん1番人気。
しかもレース内容は、序盤かなり後方にいたのに最後の直線で追い込み勝利、という、今までのチョコボレースではありえない内容。
で、配当は1番人気なのに50倍くらい！！

なるほど！今はPCチョコボの出場も少ないし、最高クラスで出たら間違いなく勝てるのか！！！
え、じゃあなに。
『最高クラス』もってる2人で出場したら、鉄板レースキタコレ？
いやーまいった。すごいことに気づいちゃった！

早速ガっちゃんの登録手続きへ。
C4クラスの登録が開始されたので、スピードアップルを持たせて、一定ペースを選んで、標準の鞍を選んで出場！！！
コースは5コースにした。
ほら、水泳とかだと強い人が真ん中やん？(´∀｀)



あいにくLSにも人は少なくて、もう1匹の『最高クラスチョコボ』を出場させて鉄板レースを作ることは出来なかったけど、とりあえずガっちゃんだけは鉄板！

8羽のレースだったので、5枠から全流しで100口ずつ購入。
5-4が本命なので、ここだけ200口。
合計8万円の投資。
ガッちゃんの初レースで、しかも鉄板だもん！
このくらいしないとね！！！


Choro「くじゃ吉。今サーキットにお金落ちてるけど、来なくていいの？」
Kujya「ご遠慮します。商人は賭け事はしないのです。」
Choro「賭けじゃなくて鉄板なのに…。」

7枚の鳥券と馬主券、アイテム枠が8つも埋まる。
意外とアイテムあけていかないとダメな遊びだったのね。
Porojrにも鉄板レースを伝えると、

Porojr「たまにこういう鉄板レースがある。プロはこういうのを逃さない。」
Porojr「やばい…砂時計代に手だしてもーた…もう後戻りできない！」

と言って、5枠から2通りを5万ずつ買っていた…。
ガっちゃん以外はまったく予想つかないというのに…。
でも

Porojr「次の馬場が得意な子で…」
Porojr「全体のホットクッキーの所持数と、ペッパークッキーの所持数は…」

などとブツブツやっている。
やみくもではなく、一応色々考えているらしい。

めっちゃくちゃドキドキしてくる。
馬主というのはこういう気分か。
ガっちゃん…ケガするなよ…。
無理しなくても勝てるレースだ！！

オッズは、ポロが高額を買いすぎているので、2通りだけ2倍程度。
おいーここがきたら赤字やんけ！！！
でもいい、ガっちゃんが勝てばいい！
ガッちゃんさえきたら当たるんだから！

ドッキドキだけど、前のPCレースを見ているから、どこかで「まぁ、勝つんだろうな」という安心も持ちつつレース開始！！！

いきなりトップに躍り出るガッちゃん。
一定ペースにしたのに、強すぎてトップになっちゃうのね(´∀｀)
順調順調！！

○○がガッちゃんにペッパークッキーを使用。
ガッちゃんのペースが見る見る落ちていく…。

おい…。おい！！！！

ガッちゃんがスピードアップルを使用。
ガッちゃんのペースが見る見るあがっていく！

あーびっくりした。

チョコボがぬかるみにはまったようだ。
抜け出せるのか？！

アップになるガッちゃん。
えっ？！はまったのガッちゃん？！

最終コーナーの時点でかなり後方。
で、でもいいんだ。
さっきも大外から差してたし！

ちょ…まだ？
ちょっと………もうゴールみえたけど…。

ちょっとおおおぉぉぉぉぉぉおおおぉ！




ガッちゃん……5着………(´；ω；｀)


うわああああああああああああああああ！
なんでーーなんでーーーーーーーーー。
誰だよ！ペッパー使ったやつ。ぶっころす！！！！
ぬかるみってなに。なんでよりによってガッちゃんがはまらないといけないの！！！

マジで凹むチョロ。
呆然とするPorojr。

このダメージはかなりきつかった。
どこかで余裕で勝つと慢心していただけに、余計に辛かった…。
もう1秒もこの場にいたくなかった…。

泣きながらデジョンして、ガッちゃんと宝探しに出かけた。
今までヨックさんの教えてくれたHPを見ずに掘れたことは1回もなかったのに、この日初めてブブリムで自力で宝箱を出すことに成功した。

そして箱の中には、チョココイン交換券が入っていた。
きっとガッちゃんが「レースに負けてゴメンネ…」って言ってるんだ…。
いいんだ、いいんだよガッちゃん。
全部ペッパークッキーが悪いんだ。

チョロが傷心の宝探しをしている間も、Porojrはまだレースにはまっていた。

Porojr
「みてみて、このブリガンのガルカ。終わったら速攻で売り場に戻って、ずーーっとおるねんwwwwwwめっちゃハマってるぅwww」



テメーもだよ………。



そしてこの日のPorojrは

Porjr「これは未だかつてないギル回収マシンだ！！！」

と叫んで落ちていった。
彼には公式のチョコボサーキット説明ページの一番下に書かれている事を、声に出して10回は読んで欲しい。

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どうしても悔しくて、どうしてもリベンジしたくて、総合案内で聞いた

「1度レースに出場すると1週間は再出走できません。しかしこのサーキットでのレースという意味で、各支部で開催されるものに関してはこの限りではありません」

という説明を心の支えに、サンドリアのチョコボサーキットまで行ってみたけど、再出走はできなかった…。
よく考えたら、これって既存のチョコボレースは今まで通り出来ますよって事を言っているんだなぁ。
サーキット、たぶんどの国から入っても同じサーキットっぽいし…。

頭が沸騰しているので、そんな事も気づかずに「どうやったらすぐに再出走できるのか」とイライラしまくっていた。

ガっちゃんは力と持久力は最高クラスだけど、メンタル面はボロボロで、アビもない。
既存のチョコボレースで強いチョコボを見てみても、フィジカルだけじゃダメみたいだし、やっぱりアビを持っているのは強い。

メンタルを強化した新しい子を育てて、ガッちゃんと結婚させて、その子で世界制覇を目指すしか！！！
でもとりあえずガッちゃんで1回は勝ちたいな…。

今回のパッチで実装された、
『以下の種族がヒーリング時に目を閉じるようになりました。ミスラ／ガルカ』

『ガルカは半目』という不具合を発見し、今日のチョロ・ログアウト。