第四百六十一話：黒帯への二歩目：ベヒ舌編

少し前の出来事だけど、黒帯への第一歩を踏み出した記事を書いたとき、こんなコメントを頂いた。

ベヒの時間は早朝5時ぐらいかと
舌がゲットできると良いですね
| D | 2008/03/08 19:35 | |

早朝5時。
まさにチョロのターゲットタイム！
書き込んでくれた3/8は土曜日。
ログインの前にテンプレートチェックをした時に、このコメントを見た。

土曜は、普段の明け方とは違って0時付近にログインする事が多いので、明け方5時にまだログインできているかどうかはわからなかった。
でも結果的には、その日遊びつくして、みんながオネムーになりいつものグダグダ進行になったのが丁度5時すぎだったのだ。

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コメントの事を思い出して早速縄張りをサーチ！
いるわいるわー！すごい人数！
よーし、いくぞーーー！

縄張りに行くのもものすごく久しぶり。
でも、広いし絡まれる敵がいないのが、ねぐらと違ってお気楽だ。
しかしすごい人数！
これはきっと、キングが沸く可能性があるんだなぁ！

早速広場に着いて、ねぐらで交渉に答えてくれた相手がいるといいな〜とサーチするも、残念ながらいなかった。
よーし、こうなったらまたサーチ&サーチだだだ！

相手が日本人でも外国人でもいいように、タブを使ったtellをしていた。
何人かtellするものの、やっぱりリセキが多いのか返事がもらえない。
でも、しばらくすると外国の方からお返事が！
どうも外国の人の方がお返事率が高い気がする。
日本人はこういう交渉には嫌悪感のある人が多いのかなぁ？

そして交渉の結果、ドロップしたら60万Gで売ってくれるというではないか！
60万G！！
100万Gでも黒帯の1/3の値段としてはチョロは充分すぎるほどに満足だったのに、さらにお安い！
ドロップするといいなぁ〜〜と思いつつ、縄張りで待機していた。

他のLSの人にも交渉していった方がいいのかなぁ、と思いながら現地を眺めていると、突然ベヒポップ！
タゲってみると、キングじゃなくて普通のベヒーモスだった。
そして交渉相手から

「ごめんね、釣り勝てなかった」

というtellが舞い込んできた。
改めて御礼を言って、戦闘を眺める。

普通のベヒーモスとは、自分も以前戦った事がある。
LBJでも少人数で勝利できるくらいだから、キングを想定して集まっているHNMLSの猛者たちにとっては雑魚扱いなんだろう。
エモを連発し、sayでしゃべりまくりながらの戦闘を眺めていると、ほどなくしてベヒーモスは地面に崩れ落ちていた。

普通のベヒーモスでも稀に落とすことがある、と聞いていたので、ずっと盾をしていた人にtellしてみた。

ちょろ「もしドロップしていて、LSに必要ないなら売ってくれませんか？」
相手「sry no drop」
ちょろ「わかりました、お返事ありがとうございます！」

ざーーんねん！
でも、没が取れたので明日また来れるといいな〜と思いつつその場でログアウトした。

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翌日はいつもの明け方ログイン。
時間的にも明日はチョロのターゲットタイムから外れてしまうな〜という感じだった。
昨日普通のベヒーモスだったから、今日はまだキングの可能性があるってことなのかしら。
縄張りはこの日もすごい人だった。

昨日の交渉相手にtellすると、この日も60万Gで快諾をゲット！
その交渉会話が終わるか終わらないかくらいの早い段階でベヒーモスが登場！
タゲってみると、なんとキングのお出ましではないかー！！




うおおぉ…と思って眺めていると、突然真っ赤になるじぶんのHP。
やべえええぇぇぇ。メテオあるんだったぁー！

慌ててリレをかけて、ストンスキン。
キングベヒーモスは、のんびり見学が許されない厳しい相手だった。

そして交渉相手からtellが…

「ごめん、また釣り負けちゃった〜」

厚く厚くお礼を返して、今回釣り勝ったLSに終わってから交渉する時間はあるかなぁ、と思いながら戦闘を眺めていた。

ものすごく移動が激しい。
キングが見える位置にいるとあっという間に近づいてきてメテオを頂いてしまう。
HPの減り具合を確かめつつ、しばらく離れてはまたHP残量チェックを繰り返し、普段オンにしている他人の行動チャットフィルターを解除して、誰がキングと戦っているのか名前を調べていた。

本体も見学者も結構な数の死者を出しながら、キング没！
てててててtellしないと…。
急がないと流れちゃうー！！！

/sh　【ベヒーモスの舌】【いりませんか？】plz　tell

(;゜д゜)うおうお。
こっちが依頼する前に向こうからshoutが！
いるいるーーいるよおおおお！！！！！

shout主の名前を慌てて確認して、何度も打ち間違えながらやっとtell。

ちょろ「【売ってくれませんか？】blackbelt item」
相手A「【値段】？」

返事をしようとしたところへ

相手B「【いりませんか？】Tongue」
相手C「you need black belt?」
相手D「can you pay 1m?」

(;゜д゜)？！
ちょ、なにこの売り込み合戦。
てか、みんなおなじLSってことだよね？
え？買い手見つけた人の総取りとかそういうシステムなのか？？？？

こんなとこにソロでいるから明らかに黒帯アイテム外販希望とわかるのか、続々とtellが舞い込む。
焦る、焦るよ！！

とりあえず最初にtellした相手Aに、値段を聞いてみると100万Gとのこと。
別のLSで60万Gで売ってくれる相手がいたとはいえ、100万Gでも十分ウレシイ！
即了承してPTに誘ってもらった。

会話をした相手に100万Gを渡して早速ロット。
今回は間違えずにちゃんと舌にロットした。

口々に飛んでくる【おめでとう！】のPT会話。
みると、相手B〜Dまでやっぱりいる(´∀｀)
一体あの売り込みtellはなんだったんだ…？

こうしてチョロは黒帯アイテムリーーーチ！
きっかけとなった没情報を教えてくれた"D"さん、ありがとうございました！

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黒帯が手の届くところに来た気がする！
プレイ環境によっては「茶帯より簡単に手に入る」なんていう人もいるみたいだけど、自分にとっては雲の上のアイテムであり、今だって本来の「戦って手に入れる」方法では入手できていない。

HNMLSに入らないで、自分の好みのプレイスタイルを押し通しつつも「必要なくて流れちゃうくらいなら買いとらせてほしい！」と主張するのが、外販という行為。
相手にとったらゴミがお金になるんだからお互いに有益じゃないのかな、と思うのは売ってもらう側のエゴであり、HNMLS内、特に日本人には「欲しいならちゃんとLSに入って戦えよ」「お金なんてどうでもいい」という考えの人もいると聞く。

その意見は大きく頷けるし、戦わないでお金で手に入れようってんだから、確かに邪道かもしれないけど…。
でもやっぱり今の自分にHNMLSに入る選択肢はないし、黒帯の性能は、外販という手段を選んだ自分のちょっぴりの心の曇りを押しのけちゃうほどの神性能！
そして、今回のベヒーモスの舌の売り込まれっぷりを体験すると、心の曇りも少し晴れてくるというものだ。

最後のアイテムであるカメの卵は、何度か慟哭サーチで大人数が引っかかった時にトライするも、釣り負けたり、交渉失敗したり、他の交渉者がいたりと苦戦中。
99BCの企画もしたいところだけど、チキチキ隊長が忙しそうなので見送り中である。

【黒帯への第一歩：卵編】を書ける日を楽しみに、今日のチョロ・ログアウト。

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【ウイルス警告続報】

tomochonまったりな一日さんで紹介されていた記事が気になってので、こちらでも紹介。

YOMIURI　ONLINEに乗っていた記事なんだけど、なんともまぁ…。
トレントマイクロが改ざんされた事については以前も記事にしたけど、気になるのは

インターネットセキュリティー会社「ラック」によると、同様の攻撃は１１日夜から１２日にかけ、国内の企業や団体のサイトを対象に急増しており、通常の７０〜１００倍に上るという。
ラックでは「感染するウイルスはオンラインゲームの情報を盗み出すタイプと推定される。
自分が開設したサイトが改ざんされていないか点検してほしい」と呼びかけている。

この部分。

まさかとは思うけど、

「念のためにウイルスチェックをしてくださいね！体験版がありますから無料でできます！」

と様々なブログで管理者さんが有名ウイルスソフトのページにリンクを張っているのを利用した行為なんだとしたら…どんだけ大規模なのかと！

このブログでも、以前トレンドマイクロのページにリンクを張って、ウイルスチェックを促した事があります。
そういう行為を逆手に取って、行き先のページにウイルスを埋め込んでいるとしたら、とんでもない規模で動いているように思えて、本当に恐ろしいです。

そこまでするほど、業者は儲かるのか？
業者が儲かるのは、買う人がいてニーズがあるから。
なんというか…、どこが諸悪の根源なのかがよくわからない、複雑な気持ちになります。