第二百七十四話：U部屋の空気を読めない

2/2の緊急メンテ。メンテ前に空で神威をやっていたLBJは、その後久しぶりに4神トリガー取りをしていた。

時間もあんまりなかったので、門番を狩ってデスポを狙っていた。
ダメ元で狩り始めた門番だけど、まんまとデスポが沸いて西玉ゲット！
その後「メンテ明け、久しぶりに空のトリガーでも狙おうか〜」という口約束で、メンテ明けに入れそうな人はそれぞれ思い思いの場所でログアウトしていた。

そしてメンテ明け、ログインしてみると…

Deku「既にU部屋いっぱい人がいるw」
Porojr「ジパ沸いた」
Choro「(;゜д゜)・・・どーすんの。」

いきなりZipacnaポップ。まだログイン3名。
なんとか…6人揃えば、あるいは…ゴクリ。
こうしてジリジリしているうちにBibbyとChappieログイン。

味と殴子も来るって口約束していたが、起きれなかったか…。というかリアリーはどうした。

明らかな盾の不在にジリジリしながらジパックンを見つめていると、ツインビーをしていて遅れたというGyabanログイン！

この6人で特攻し、北玉ゲット！中々順調である。
他は！他はおらんか！

とりあえず人数も少ないし、U部屋でUllikummi合戦に参加してみるか、という事になり向かう一同。

Porojr「見つけました！⇒Faust」
Choro「きちいいいいいwww」
Gyaban「遠隔、鉄の矢しかないで…w」

さすがに忍者なし6名でFaustはキチィという事で諦めてU部屋へ。


いや〜〜いるわいるわ！すごい数！昔はこの広場の柱の中に沸く2匹のみが抽選対象だったけど、その後広場全体に変わったらしい。つまり全部を狩りまくればいいのだな？よーし！

？！

なんで誰も狩ってないの…？
DekuもGyabanもU部屋でログアウトしていた。Dekuがメンテ明け即インした時、ウリはまだいなかったとの事。そしてZipacnaを狩るために移動した時間で沸いて狩られたとしたら、ここにこれだけの人はいないはず。

動いている人もいれば止まっている人もいるけれど、なんせ誰も狩ろうとしない。よくよく見ていると、奥のほうでたまに1匹釣って戦っている様子。


「これは…時間を管理するために多くは狩らない、という感じなのかな。」
「これが最近のU部屋の暗黙のルールなの？」

知るかー！抽選NM狩りといえば、抽選対象を狩りまくる方式しか知らんのじゃー！ヽ(｀д´)ノ

その場の空気を全く読まない一行。U部屋のゴーレムたちをドンドン釣って狩りまくる！

「俺達すっげーーー場違い！wwww」

こうしてしばらく狩っていると、小部屋にスタンバイしていた人達が、ゾロゾロと広場に出てきた。


「なんかいっぱい出てきたー！」
「時間？時間なのか？」
「抽選に時間もクソもないだろ〜」
「これは…これはもしかして、俺らが全狩りしてるから出てきたのか？」
「間違いなくそうやろね…」
「PT会話で失笑されてそう！」
「時代遅れで悪いかー！」

明らかに場違いな空気が漂う中、ゴリゴリ戦う。
全てのゴーレムを狩りつくした後は、広場を縦横無尽に駆け回り、ポップしたらすぐ釣る！！


「走り回ってるのうちらだけwwww」
「NMの張り込み方が旧式すぎるwwwwwwwwww」

他のLSの人達は、一定の間隔で完璧に配置され、沸いたら釣れる位置にスタンバイされている。でも雑魚だったら釣らない。中にはなぜか姿を消してスタンバイしてる人もいる。（姿を消す人、結構大勢いた。）これが他の空LSなのか、噂の業者なのかは知らないけれど、旧式で悪いかー！とばかりに走り回ってはポップしたゴーレムを釣って狩っていた。


U部屋の時代を遡らせてゴーレムを狩り続ける。
時にはリンクしすぎて地面に転がることも…。ウリのためなら仕方ないよね！


すると今度は…

「走り回る人でてきた！w」
「赤いLS、うちと同じニオイがする。」
「雑魚狩り出したー！w」
「イイヨーー！」

相手が業者じゃなくて中身がある正真正銘のライバルであるなら、こんなに楽しい事はない！でも、水色のLSと青いLSは相変わらず仁王立ちである。

「釣り負けるなら赤LSに負けたい！」

そしてしばらくすると…

Porojrのメリットポイントがアップ！2になった。

知らない人：say「【おめでとう！】」
Porojr：say「【ありがとう】」

「とうとう【おめでとう！】キターー！」
「ほんわかしてきたー！」

結局午前7時か8時くらいまでU部屋で騒いでいた。最後の方は赤いLSの「スタンバイ配置組」だった人も雑魚狩りに参加していて、LBJと赤いLSの2組がU部屋で暴れていた。

U部屋についてすぐにメリポがアップしたチョロは、終わってからみてみるとさらに9000も貯まっていた！なんとオイシイ！

結局ウリは沸いてくれなくて、途中でやめたけれど、今度行く時もまたU部屋の空気を読まずに暴れる事になるだろう。

LBJは時代遅れすぎかもしれないが、到着した時のU部屋の空気は、以前の「黒タルがびっしり敷き詰められていて、全員が同じ動きをしている」状況よりはずっと良くなっているように思った。少なくとも赤いLSは「自分たちの楽しみのために」張り込んでいるように思えた。

それでもやっぱり、今も空には業者がいるのかなぁ？
真剣に空NMに取り組んでいる人にとって、本当に腹立たしい相手だろうな、と思う。自分達の想像を超えた「ツール」が存在するらしいし、GMチームも色々対処はしているようだけど結局イタチゴッコなのかなぁ。

「ライバルはヴァナを楽しんでいる人だけ」に出来るようになんとか頑張って欲しいものである。

途中から参加しようとして結局たどり着けず、最後の最後に隣のマザグロの部屋に到着したリアリーを完全に放置して、今日のチョロ・ログアウト。