元FF11アレクサンダー⇒シヴァで活動するLS『LittleBrownJug』所属・Choro(シヴァではChoroc)の不定期更新日記です。
2013年9月より、FF14フェンリルサーバー「ChoroCalico」でのプレイ日記になりました。
通算3回目となる海部でのLOVE戦を行った。
前回確立された【立ち位置は傘の外縁作戦】のおかげで、LOVEに勝利するという点においてはかなり自信がある。
しかし、今回は今までとは違った。
今までは【LOVEを倒した後に稀に沸くことがある】というPOP条件だった【Absolute Virtue】通称AVが、パッチで100%POPとなってから初めてのLOVE戦なのである。
過去2回のLOVE戦では、AVは沸かなかった。
なので海部でAVと対峙するのは、これが始めて!
そして今回の海部には、ただ未知の相手に出会える、というだけではない1つの情報があった。
AVは、ヴァナディールのNMの中でもひときわ強いモンスター。
今までは倒し方すら全くわからない相手だったけど、先日のパッチで変更があって、LOVE~AVの戦闘時間は合計2時間となり、2時間たったら消えてしまうようになった。
つまり、2時間でLOVEとAV両方を倒せるように調整が入ったのだ。
公式で討伐方法のヒントの動画が公開され、色々な人がそれを見てどうやったら倒せるのか悩み、考え、今も謎めいたまま。
ヴァナフェスなどで公開された確定情報を含めても、まだまだ未知の強敵だ。
パッチ後一瞬は特定のジョブと特定の武器であっと言う間に倒す戦法があったみたいだけど、それはすぐに修正されて、今もなお討伐した報告がほとんどない。
そんな中、LSメンバーの1人が、とある場所で検証したAVの2hアビ封印方法を引っさげてきたのだ。
それは
というもの。
確かに公式のヒント動画でも、2hアビがキーになることは匂わされている。
でも、具体的にどうしたらいいのかについて、一般的にどのくらい答えが出ているのか、自分はサッパリ知らない。
もちろん上記以外にもまだ知られていない方法があるのかもしれない。
もっと簡単な方法だってあるかもしれない。
でも、具体的な情報はまだほとんどないのだ。
そしてこの情報を持ってきた人物は、この方法の信頼性に関して確かな自信を持っていた。
だから「それって本当なの?」と疑う選択肢はない。
疑ったってメリットはないし、信じてやってみてもしもダメだったら、それはそれで「ありゃ~違ったか。」という情報が1つ増えるだけの事。
3人同時といっても他にも絡んでくる条件は色々あるわけで、未知の部分が大半を占める事には変わりないけれど、封印方法の1つがハッキリわかっているというのは「絶対勝てないし、負け前提でボコボコにされながら、色々試して遊ぼう」ではなく、ちょっと本気で勝とうとしてみようと思うのに十分な情報だった。
初めてLOVEと対戦する時も「まぁ、無理だろう」「お試しになるだろう」という意見のLSメンバーがいる中、本気で編成を考え、作戦を考え、初戦勝利をもぎとったデジ部長。
そんなデジ部長の今回の開始の説明の1発目は
Dge「今日は、Jailer of LoveとAbsolute VirtueというNMを倒します。」
だった。
「言い切った!」
「倒します、キター!!!」
そしてそこから始まったデジ部長の説明は、戦闘開始前から感動を覚えずにはいられないものだった。
まずはLOVE戦の説明が始まる。
マクロを利用した作戦説明。
ザーっと流して、一旦とめて
Dge「まずはここまで」
と質問タイム。
LOVEは経験のあるメンバーも多いため質問は確認程度で終わった。
そしていよいよ部長本人も未経験のAVの作戦説明。
この漂流記にしては珍しく、ログの画像。
自分はPS2なのでログ画像は撮れないんだけど、デジ部長の事前準備のあまりの素晴らしさに、ログ画像の取得依頼をせずにはいられなかった。
ネット上にある情報を見ることで勝利への道が確実に(そして多くの場合はとても容易に)開ける相手に対しては、【初見はあえて情報は見ないで未知のドキドキを楽しむ】という選択肢を選ぶ事が多い。
特に自分が経験者でヘルプで参戦するような時には、相手からの要望がない限りは余計な事は言わないように口を閉ざすよう心掛ける。
勝つ事も大切だけど、未知の挑戦は1回しか経験する事が出来ないプライスレスなものだと思っているからだ。
【初めての相手はウヒョーって特攻して、相手の攻撃を見たり、どのくらい攻撃が通るのか確かめたりして次回への情報を得ながら楽しめば良い。それでもし勝てたら一番最高だね。】という、【勝利すること】に対してちょっぴり遠回りな考え方は、今のヴァナではあまり共感が得られないのが現実。
どんどん増えるたくさんのコンテンツを、限られた時間の中でできるだけ楽しむためには、目標の達成=勝利やアイテム取得、とする風潮が自然なのかもしれないな、とも思う。
でも自分の周りでは、LSリーダーのPorojrがそうであるのを筆頭に、この少数派かもしれない考え方に共感してくれる人が比較的多いプレイ環境じゃないかな、と思う。
もちろんそうじゃないメンバーもいるし、限度もあるし、どっちが良いという正解はないし、この情報過多の社会の中で意地になって【未知のドキワクプライスレス】な考えに固執しようとも思わないけど、なんとなくまだ知らない部分は積極的に知ろうとしない方が楽しいな~って言うのがLBJのカラーの1つでもある。
しかし今回ばかりは真っ白な状態で挑む、とはいかなかった。
真っ白である必要もなかった、と思う。
ただでさえ対峙できるのは年数回あれば良い方というハードルの高い相手。
そして事前情報を集めれるだけ集めても、それで開ける道は細い細いものであり、それだけで勝てる相手ではないのだ。
メンバーが持ち込んだ特別な情報を駆使し、出来るだけの事はやり遂げたい、というデジ部長の意気込みが伝わってくる。
上記のログにあるように、12/6というこの日の23時に集合をかけて、そこから作戦説明を始めて、開戦が大体何時ごろになり、それがヴァナ何曜日になるのかまでカンペキに予想した曜日の指定がしてある。
このマクロを作るのに、どれだけの時間がかかったことだろうと思う。
みんなの参加状況は相変わらず当日までわからないのに、参加者の想定をし、構成を考え、みんなにジョブを指定して、作戦を伝え…。
それでも全員に部長の想いの全てを伝えきることなんて不可能だろう。
本当に根気と努力の海部長、頭がさがります…!
そして今回のキモ、2hアビの封印作業。
Bibby「早着替えか。ポロリがあるかも」
くそぅ。ビビーに絡みたいが余裕がない。
作戦が壮大でテクニカルで、数回読んだだけでは全体像が理解が出来ない。
ログを最大表示にして、流れないようにとめて、何度も何度も繰り返し読んでも、経験がない事から疑問点がたくさん浮かぶ。
でもそれは部長だっておなじだろう。
みんなおなじ心境だったと思う、不安な部分の方がずっと多いんだ。
それでもデジ部長がやろうとしていることを出来るだけ理解したい。
不安を押してこれだけの作戦を考えてきてくれたんだから、例え勝てなくても、試そうとした事を全て試して終わりたい。
そんな想いから、たくさんの質問を繰り返した。
デジ部長が想定していたのは、子竜をグラビデで引きつつ、影縫いでAVの移動を封じ、AVのタゲは盾ジョブがとって盾が耐えている間、かつ二人の狩人の影縫い効果時間中(1分以内)に指定の5ジョブがヴァナ15分おき(地球時間約15秒おき)に封印作業を行う、というものだった。
しかし、AVと子竜がしてくる攻撃を考えると1分間盾が持たないんじゃないかという恐怖や、子竜がしてくる無詠唱のガー魔法に魔道士が耐えれないのではないかという不安要素の意見が出た。
封印のための2hアビは正面で発動する事が条件というのもモタつく要素になるだろうし、初めての対戦でそれを1分以内に終わらせるのがとても困難なように思えたのだ。
もちろん子竜は赤がグラビデマラソンで引き離している予定なんだけど、それがコケた瞬間全てが終わるというのが不安でもあった。
メンバーの意見を持ち寄り、2hアビの封印は出来るだけ安全に行うために、それぞれのジョブが3人+盾役でPTを組み、1つのジョブが封印作業を行ったらそのPTは全滅⇒タゲが切れた所でキープチームがタゲを取って次のジョブの準備が出来るまでゾンビキープ、を繰り返しての封印作業を行う事に決まった。
選んだ方法は【もしAVのタゲが切れたら2hアビ封印もリセットされる】場合は無効な作戦になってしまうが、リセットされるかどうかはわからなかったので、安全策で行く事に決まったのだ。
この日のメンバーは
戦:Dge
白:ベイさん Gapuel Kujya
黒:Bati Bunshichi Quin Conron Rashper あしこ
赤:Bibby(盾:サポ忍) Chappie Choro Creator Obsidian Murayoshi
シ:Deku
ナ:Gato Porojr
吟:Asali Erry 小栗 ナルトさん ウンババ
忍:Alevia
竜:タクちゃん
青:Hakuran Jokerz
以上の28名。
赤の数が多いのは、AVのグラビデチームと2hアビ封印チームに割く人数を考慮したもの。
吟の数が多いのは、AVのゾンビキープチームが序盤必ず衰弱中で、ヒムヌスのリキャストが1名では追いつかない可能性と、2hアビ封印チームに割く人数を考慮したもの。
23時の時点では黒は4名で、赤も1名もまだいなかった。
(上記にはあとからログインして駆けつけたメンバーも含んで表記。)
以前のLOVEの編成とは随分違う変わった構成に見えて
「赤5?6か?」
「今日はえらい吟遊多いなー」
なんてみんなで不思議がっていたけれど、部長の作戦を聞き進むうちに、色々なことを考慮してジョブが指定されていたんだなーという事がわかってきた。
この日は全員ホームポイントをタブナジア地下壕に設定する事になっており、さらにデジョンアイテムやタブナジアリングを携帯することも指定されていた。
LOVE討伐後、2hアビ封印作業のために着替えの必要がある人は速やかに着替えに戻り、その間ゾンビキープチームがAVをキープする。
とにかくLOVEスタートから2時間で消えてしまうので、みんな行動は迅速に!
後は、みんなが出来るだけの事をするのみ!!!
自分は最初はLOVE戦闘時は赤を指定されていた。
そして2hアビ封印のモンクチームにも任命されていた。
2hアビ封印が終わった後は黒に着替えて精霊攻撃に参加する予定。
所持ジョブフル稼動…!
緊張する…、でも頑張る!!!
今回も【立ち位置は傘の外縁作戦】でビビーが安定してタゲを取り、その脇にはガー魔法を止めるナイト二人のバッシュ部隊。
そしてビビーがフロウで死んでしまった際には、それまでずっとヘイトを蓄積し続けたナイトがすかさずタゲを取り、戦闘態勢は崩れなかった。
この辺りは前回の経験がかなり活きている!
LOVEのHPがパッチで弱体されていて、もしかしたら呼び出すペットが1種類に固定される前に倒せてしまうようなHPになっているのかもしれない、と戦闘前には噂されてた。
ペットの種類が固定される前に倒してしまうとAVのリジェネの一部が消えないとのことで、LOVEは必ずペットの種類が固定されてから倒すように、との指示だった。
でも実際は「えー?HPホントに減ったの?」という感じで全然削れない。
自分は赤を指定されていたんだけど、後から急遽もう1名赤の参戦が決まったので、自分と同じPTに赤2名という余剰状態。
かといって赤の精霊はLOVEに撃つにはちょっと不安なので、部長に報告して途中で黒に着替えに行った。
黒は、チラっとでもタゲが動く気配があれば攻撃を自重。
ブレクガがくる土属性や、スリプガがくる闇属性、そして回復されてしまう氷属性が来た際の属性コールも積極的に行われていた。
ペット処理班は、一度抜きをアーンに誤爆してちょっとピンチな場面もあったらしいのだけど、本隊には全く影響のない程度。
LOVEのHPが後数mmになった時、今までなら「もうすぐ勝てる!」という興奮だったのに、今回は「くる…くるよ!!!!」という緊張に包まれていた。
そしてLOVEのHPが0に。
自分は着替えないといけないので、急いでデジョン!
しかしそのデジョンを詠唱している後では
AV「‥‥オォ‥‥オオオォォ‥‥」
というAVの声が聞こえてきていた。
うわあああああああ。
本当に沸いたし、なんかセリフこわいよおおおおお!!!!
でも、怖がってるヒマはない。
LOVE討伐で既に1時間が過ぎていた。
AV討伐に残された時間は1時間しかないのだ!
急いでタブナジアへ戻ってモンクに着替え。
同じモンクチームの小栗とナルトさんを誘う。
小栗「装備必要ないのか?」
チョロ「そのまま戦うならいるけど、また着替えるならいらないねー」
小栗「装備カンペキのナルトさんがいる!」
チョロ「大丈夫!自分エプロンよ!」
小栗「ぶ、武器くらいとってくるか…」
そして現場に慌ててかけつけると
Hakuran「2:33:45 定位置確認」
Erryのヒムヌス!
DgeはAVに倒された……。
Hakuran「2:34:20 定位置確認」
2分半で消えてしまうAVを消さないように、秒単位で時間の管理をするメンバーと、デジ部長にヒムヌスを歌う吟遊詩人と、ヒムヌスを貰ったらすぐにPTを抜けてゾンビキープを繰り返すデジ部長の姿があった。
Bati「キープチームの腹のくくり方がやべぇ」
AV自体はノンアクなので、みんな思い思いに近づいては興味津々でその様子を見ていた。
そして2hアビの封印作業が始まった。
予定していた黒赤白モ吟+竜騎士も封印することに。
コールワイバーンを封印して子竜を倒す事で【アストラルフロウ】【微塵がくれ】【使い魔】などの子竜を介して発動される2hアビを同時に封印する事ができ、さらに子竜の再ポップがなくなるというのだ。
コールワイバーンを封じない限り、子竜は無限ポップ。
そう思うと、女神の祝福の次に封じたいアビという感じがした。
まずは準備が完了しているConron Bunshichi あしこの黒魔道士のチーム。
ポロが盾をして1つ目の封印作業開始。
ノンアクのAVの前に立って、ポロがタゲを取り、位置が落ち着いたところで3人一斉にアビを使うのだ。
そして後は没るだけ。
魔力の泉封印。
成功!
この盾役が重要だと言えた。
アビを使う人がタゲを取ると、向きがブレたり即死したりという事故がありうるけど、この【10秒…いや5秒でいいから耐える役】を作る事で確実に正面からアビを発動できる。
Erry Asali ウンババによるトリプルソウルボイスも無事に成功!
盾をしてくれる人の数が足りなくて、蝉もちジョブは誰でもいいからこの盾役に志願してちょうだい!とLSから指示が飛び、次々と封印用PTが組まれていった。
Gapuel Kujya ベイさん。
ジョカの青盾による女神封印。
成功!
Chappie Creator Bibby。
1人クマ暴発で一瞬焦ったものの、アビ未使用だったビビーが急遽代わりに入ってクマ封印。
成功!
Quin タクちゃん Kasuteraseven。
AVが使う2hアビはコールワイバーン。
でも現在の竜騎士の2hアビは竜剣。
どっちを使えばいいのだ、という協議の結果、素早く両方使う、という事に決着。
ガトさんの盾で竜騎士の2種のアビ封印。
成功!
ナルトさん 小栗 Choro。
チョロが参加したモンクチーム。
盾役が中々捕まらず、デクシーフを強引に拉致。
意外と持ちの良いデクちんに驚きながら、百烈拳封印。
成功!!!
そして自分は黒に着替えるために即座にタブナジアに戻った。
デジョングッズをたくさん持っていたのに、リレをするのを忘れていたのでHP戻りになったのもご愛嬌。
そして黒に着替えてリレをかける時間も惜しんで現場に急行している時に、空からクラゲが降ってきてまたHPに戻るハメになったのもご愛嬌だ。
この時点で残り後30分以上あったと思う。
AVの通常攻撃だってそれはもう恐ろしいものだろうと思うけど、自分達がどこまでできるか。
不安でもあり楽しみでもありワクワクしていた。
強力なリジェネを封じないととても削れないと言われているAV。
LOVEはペットの種類が固定されるまで戦ったし、半分は消えているはず!
残りの半分は曜日と同じ精霊魔法や連携攻撃を当て続ける事で消えるという。
開始時間が押してしまって、氷曜日~雷曜日に戦える予定が雷曜日~光曜日になってしまって、残りの半分のリジェネを消すべき精霊魔法の選択肢が、光曜日になると危機的な状況になる事もわかっていたが、光連携という手もあるしその点に関してまだ絶望感なんてなくて、ただひたすらワクワクだった。
ところが、(2回目の)ダッシュで現場に急行している時、全員の戦闘準備待ちでキープ作業を続ける現場から、絶望的な声が聞こえてきたのだ……。
「い、今の…」
「今使ったの連続魔じゃね…?」
デジ部長のキープ作業中にも、AVは色んな攻撃を繰り出してくる。
その中にはもちろん2hアビも含まれているのだけど、封印したはずの連続魔を使用したというのだ。
「くぅ…」
「タゲ切ったらダメだったのかな…」
「いや、まだ赤だけが失敗していた可能性が!」
そう思いたい。
早く…早く現場にーー!!!
「百烈拳キタ」
「ギャーー」
(´;ω;`)……。
いやいや、まだ赤とモだけが失敗していたという可能性が!!!
いや、封印が失敗していたとしても、他にも色々試したい事や知りたい事はあるんだ!
諦めんぞ!!!
衰弱回復組でアラを組んで、AV討伐開始!
黒のガー魔法で子竜を攻撃。
意外とアッサリ沈む子竜。
しかし本体が強い!!!
盾が持たない、なんてレベルじゃない。
アッと言う間にフラフラになり、そしてトドメを刺すかのような子竜再召喚……。
こ、これは。
これは封印出来ていないと判断せざるを得ない。
つまり、タゲは切ったらダメだったんだ。
AVは戦闘開始から戦闘終了まで、1回でもタゲが切れてしまったら封印した2hアビはリセットなのだ!!!
いや、タゲが切れて定位置に戻ってHPが回復しはじめたら、なのかな?
そこまではわからなかった…。
確かにタゲを切ってもOKならば、極論を言えば今回やった方法で全2hアビを封印可能という事になってしまう。
(時間が許せば、の話だけど。)
ヴァナディールでも屈指の強さを誇るこのAVに、そんなヌルさは許されなかったのだ。
でも、これがわかっただけでも大収穫。
後は他の収穫量をどれだけ増やすかだ!
そこからは特攻隊の出番である。
AVごとガー魔法を撃ってみた。
子竜ほどは通らないものの、AVにもそれなりに精霊が通る。
風を象徴するNMらしいので、通りやすいのは氷だろうけど、雷とどの程度差があるのか検証する者。
結果、確かに間違いなく氷が良いけど、雷がダメというほどではなかった。
Bati「ナルトさんが確実になにかをためていっているwwww」
モンクの2hアビ封印作業の作戦会議で、抜刀せずにアビさえ発動すればいいよね、と話していた時に
ナルト「殴りたい。どのくらいダメでるかみたいw」
という筋肉発言をしていたナルトさん。
マックスパワーの気孔弾発射!!
「きこーだんつえーーーーー!!!」
「すげーwwwww」
数値こそ忘れたけど、黒の古代2と遜色ないダメージをたたき出す。
Porojr「現在のトップ。あしこ。」
Bati「ちょ、やめてそういうのwwww」
我こそはNo.1ダメージを、と張り切る特攻隊。
「デジたんのクリティカルで231wwww」
「つえーーー」
「片手で231って内容たけー」
「いや、両手斧だけど、それでもすげーな」
AVが時間で消えてしまうまで、みんな思い思いに試しては死んでいた。
スタンは効かないこと。
子竜は黒数名のガーで秒殺出来そうなこと。
物理の通りも意外と良いこと。
そして全員が間違いなく感じた最大の確認事項は
2hアビを封印できたとしても、AVはすんげーーー強いこと!
「あれ、2hアビがどうこう以前の強さじゃねーか…」
「とんでもない強さだな」
「しかし、次回どうすっかな。」
「みんな、次回まで今日の事覚えておいてね…」
「う、うん…」
デジ部長が最初に想定していた作戦を実行できるようになるしかないように思う。
影縫いの効果時間内に、赤が子竜をひっぱって盾が耐えている間に封印作業を終わらすというあの作戦だ。
不安要素がいっぱいで今回は取りやめたあの作戦。
今回あれを実行していればよかったのかな、と一瞬頭をかすめた。
デジ部長が一生懸命考えてくれた作戦を、不安要素を理由に別の作戦に変更したことで、どこかに悔いが残ったかな、と思った。
でも、みんなから意見がでて、反対意見は出ずに、みんなで決めた作戦。
部長もそっちにしようと納得してくれて決行した。
そして、今回はこれでよかったんじゃないかな、とチョロは思う。
タゲを切らずにやったら、想定外の事が間違いなくたくさん起こって、きっとものすごく慌ててバタバタしただろうと思われる封印作業。
でも今回で「理想の形としてはこんな風にやるんだな」というのを落ち着いて実体験で学ぶ事ができた。
戦闘態勢が整うまでのゾンビキープはこうやってやるんだ、というのもみんな目の前で見れた。
物理がどんな風に通るのかも試せたし、各自が自分の装備でどのくらい精霊が通るのかも確認する事ができた。
なによりAVの恐ろしさを身をもって知ることができた!
そして今回の経験から、次回の封印作戦のうち、子竜の処理はグラビデ作戦じゃなくて、1番にコールワイバーンを封印しつつ黒で最初に一掃してしまうのが良いんじゃないかな~なんて、デジ部長の考えた作戦の2次アイデアも浮かんだりした。
初挑戦勝利なんていう超快挙をもぎ取る事は叶わなかったけど、海部初めてのAV体験は、とってもとっても有意義で楽しいものだった。
次にAVに会えるのはいつかなぁ。
来年、また会えるといいなぁ!
とてもテクニカルな戦いを要求されるAV。
出来るか出来ないかや、ヘマするかしないかは別として、みんなの作戦遂行に対する意識が1つにならないと、とてもじゃないけどAVに対して行う作戦は成功しないんじゃないかな。
惰性や流れで参加して話をあんまり聞いていない、なんて人がいたら勝てない相手だ。
これだけ努力してくれる部長が引っ張ってくれているのだから、みんなのテンションやモチベーションを1つにして挑めたらいいな、って思う。
LOVEにたどり着くまでの果てしなく長いトリガー取りとNMたち。
それらの戦いも楽しいんだけど、今は早くAVにリベンジしたくて仕方ない!
AVに勝つこと!を2009年の目標の1つに入れてやる!と思いながら、今日のチョロ・ログアウト。
前回確立された【立ち位置は傘の外縁作戦】のおかげで、LOVEに勝利するという点においてはかなり自信がある。
しかし、今回は今までとは違った。
今までは【LOVEを倒した後に稀に沸くことがある】というPOP条件だった【Absolute Virtue】通称AVが、パッチで100%POPとなってから初めてのLOVE戦なのである。
過去2回のLOVE戦では、AVは沸かなかった。
なので海部でAVと対峙するのは、これが始めて!
そして今回の海部には、ただ未知の相手に出会える、というだけではない1つの情報があった。
AVは、ヴァナディールのNMの中でもひときわ強いモンスター。
今までは倒し方すら全くわからない相手だったけど、先日のパッチで変更があって、LOVE~AVの戦闘時間は合計2時間となり、2時間たったら消えてしまうようになった。
つまり、2時間でLOVEとAV両方を倒せるように調整が入ったのだ。
公式で討伐方法のヒントの動画が公開され、色々な人がそれを見てどうやったら倒せるのか悩み、考え、今も謎めいたまま。
ヴァナフェスなどで公開された確定情報を含めても、まだまだ未知の強敵だ。
パッチ後一瞬は特定のジョブと特定の武器であっと言う間に倒す戦法があったみたいだけど、それはすぐに修正されて、今もなお討伐した報告がほとんどない。
そんな中、LSメンバーの1人が、とある場所で検証したAVの2hアビ封印方法を引っさげてきたのだ。
それは
・AVと戦闘状態で、同ジョブ3人がAVの正面に立って同時に2hアビを発動すればその2hアビを封じる事ができる。
というもの。
確かに公式のヒント動画でも、2hアビがキーになることは匂わされている。
でも、具体的にどうしたらいいのかについて、一般的にどのくらい答えが出ているのか、自分はサッパリ知らない。
もちろん上記以外にもまだ知られていない方法があるのかもしれない。
もっと簡単な方法だってあるかもしれない。
でも、具体的な情報はまだほとんどないのだ。
そしてこの情報を持ってきた人物は、この方法の信頼性に関して確かな自信を持っていた。
だから「それって本当なの?」と疑う選択肢はない。
疑ったってメリットはないし、信じてやってみてもしもダメだったら、それはそれで「ありゃ~違ったか。」という情報が1つ増えるだけの事。
3人同時といっても他にも絡んでくる条件は色々あるわけで、未知の部分が大半を占める事には変わりないけれど、封印方法の1つがハッキリわかっているというのは「絶対勝てないし、負け前提でボコボコにされながら、色々試して遊ぼう」ではなく、ちょっと本気で勝とうとしてみようと思うのに十分な情報だった。
初めてLOVEと対戦する時も「まぁ、無理だろう」「お試しになるだろう」という意見のLSメンバーがいる中、本気で編成を考え、作戦を考え、初戦勝利をもぎとったデジ部長。
そんなデジ部長の今回の開始の説明の1発目は
Dge「今日は、Jailer of LoveとAbsolute VirtueというNMを倒します。」
だった。
「言い切った!」
「倒します、キター!!!」
そしてそこから始まったデジ部長の説明は、戦闘開始前から感動を覚えずにはいられないものだった。
まずはLOVE戦の説明が始まる。
マクロを利用した作戦説明。
ザーっと流して、一旦とめて
Dge「まずはここまで」
と質問タイム。
LOVEは経験のあるメンバーも多いため質問は確認程度で終わった。
そしていよいよ部長本人も未経験のAVの作戦説明。
この漂流記にしては珍しく、ログの画像。
自分はPS2なのでログ画像は撮れないんだけど、デジ部長の事前準備のあまりの素晴らしさに、ログ画像の取得依頼をせずにはいられなかった。
ネット上にある情報を見ることで勝利への道が確実に(そして多くの場合はとても容易に)開ける相手に対しては、【初見はあえて情報は見ないで未知のドキドキを楽しむ】という選択肢を選ぶ事が多い。
特に自分が経験者でヘルプで参戦するような時には、相手からの要望がない限りは余計な事は言わないように口を閉ざすよう心掛ける。
勝つ事も大切だけど、未知の挑戦は1回しか経験する事が出来ないプライスレスなものだと思っているからだ。
【初めての相手はウヒョーって特攻して、相手の攻撃を見たり、どのくらい攻撃が通るのか確かめたりして次回への情報を得ながら楽しめば良い。それでもし勝てたら一番最高だね。】という、【勝利すること】に対してちょっぴり遠回りな考え方は、今のヴァナではあまり共感が得られないのが現実。
どんどん増えるたくさんのコンテンツを、限られた時間の中でできるだけ楽しむためには、目標の達成=勝利やアイテム取得、とする風潮が自然なのかもしれないな、とも思う。
でも自分の周りでは、LSリーダーのPorojrがそうであるのを筆頭に、この少数派かもしれない考え方に共感してくれる人が比較的多いプレイ環境じゃないかな、と思う。
もちろんそうじゃないメンバーもいるし、限度もあるし、どっちが良いという正解はないし、この情報過多の社会の中で意地になって【未知のドキワクプライスレス】な考えに固執しようとも思わないけど、なんとなくまだ知らない部分は積極的に知ろうとしない方が楽しいな~って言うのがLBJのカラーの1つでもある。
しかし今回ばかりは真っ白な状態で挑む、とはいかなかった。
真っ白である必要もなかった、と思う。
ただでさえ対峙できるのは年数回あれば良い方というハードルの高い相手。
そして事前情報を集めれるだけ集めても、それで開ける道は細い細いものであり、それだけで勝てる相手ではないのだ。
メンバーが持ち込んだ特別な情報を駆使し、出来るだけの事はやり遂げたい、というデジ部長の意気込みが伝わってくる。
上記のログにあるように、12/6というこの日の23時に集合をかけて、そこから作戦説明を始めて、開戦が大体何時ごろになり、それがヴァナ何曜日になるのかまでカンペキに予想した曜日の指定がしてある。
このマクロを作るのに、どれだけの時間がかかったことだろうと思う。
みんなの参加状況は相変わらず当日までわからないのに、参加者の想定をし、構成を考え、みんなにジョブを指定して、作戦を伝え…。
それでも全員に部長の想いの全てを伝えきることなんて不可能だろう。
本当に根気と努力の海部長、頭がさがります…!
そして今回のキモ、2hアビの封印作業。
Bibby「早着替えか。ポロリがあるかも」
くそぅ。ビビーに絡みたいが余裕がない。
作戦が壮大でテクニカルで、数回読んだだけでは全体像が理解が出来ない。
ログを最大表示にして、流れないようにとめて、何度も何度も繰り返し読んでも、経験がない事から疑問点がたくさん浮かぶ。
でもそれは部長だっておなじだろう。
みんなおなじ心境だったと思う、不安な部分の方がずっと多いんだ。
それでもデジ部長がやろうとしていることを出来るだけ理解したい。
不安を押してこれだけの作戦を考えてきてくれたんだから、例え勝てなくても、試そうとした事を全て試して終わりたい。
そんな想いから、たくさんの質問を繰り返した。
デジ部長が想定していたのは、子竜をグラビデで引きつつ、影縫いでAVの移動を封じ、AVのタゲは盾ジョブがとって盾が耐えている間、かつ二人の狩人の影縫い効果時間中(1分以内)に指定の5ジョブがヴァナ15分おき(地球時間約15秒おき)に封印作業を行う、というものだった。
しかし、AVと子竜がしてくる攻撃を考えると1分間盾が持たないんじゃないかという恐怖や、子竜がしてくる無詠唱のガー魔法に魔道士が耐えれないのではないかという不安要素の意見が出た。
封印のための2hアビは正面で発動する事が条件というのもモタつく要素になるだろうし、初めての対戦でそれを1分以内に終わらせるのがとても困難なように思えたのだ。
もちろん子竜は赤がグラビデマラソンで引き離している予定なんだけど、それがコケた瞬間全てが終わるというのが不安でもあった。
メンバーの意見を持ち寄り、2hアビの封印は出来るだけ安全に行うために、それぞれのジョブが3人+盾役でPTを組み、1つのジョブが封印作業を行ったらそのPTは全滅⇒タゲが切れた所でキープチームがタゲを取って次のジョブの準備が出来るまでゾンビキープ、を繰り返しての封印作業を行う事に決まった。
選んだ方法は【もしAVのタゲが切れたら2hアビ封印もリセットされる】場合は無効な作戦になってしまうが、リセットされるかどうかはわからなかったので、安全策で行く事に決まったのだ。
この日のメンバーは
戦:Dge
白:ベイさん Gapuel Kujya
黒:Bati Bunshichi Quin Conron Rashper あしこ
赤:Bibby(盾:サポ忍) Chappie Choro Creator Obsidian Murayoshi
シ:Deku
ナ:Gato Porojr
吟:Asali Erry 小栗 ナルトさん ウンババ
忍:Alevia
竜:タクちゃん
青:Hakuran Jokerz
以上の28名。
赤の数が多いのは、AVのグラビデチームと2hアビ封印チームに割く人数を考慮したもの。
吟の数が多いのは、AVのゾンビキープチームが序盤必ず衰弱中で、ヒムヌスのリキャストが1名では追いつかない可能性と、2hアビ封印チームに割く人数を考慮したもの。
23時の時点では黒は4名で、赤も1名もまだいなかった。
(上記にはあとからログインして駆けつけたメンバーも含んで表記。)
以前のLOVEの編成とは随分違う変わった構成に見えて
「赤5?6か?」
「今日はえらい吟遊多いなー」
なんてみんなで不思議がっていたけれど、部長の作戦を聞き進むうちに、色々なことを考慮してジョブが指定されていたんだなーという事がわかってきた。
この日は全員ホームポイントをタブナジア地下壕に設定する事になっており、さらにデジョンアイテムやタブナジアリングを携帯することも指定されていた。
LOVE討伐後、2hアビ封印作業のために着替えの必要がある人は速やかに着替えに戻り、その間ゾンビキープチームがAVをキープする。
とにかくLOVEスタートから2時間で消えてしまうので、みんな行動は迅速に!
後は、みんなが出来るだけの事をするのみ!!!
自分は最初はLOVE戦闘時は赤を指定されていた。
そして2hアビ封印のモンクチームにも任命されていた。
2hアビ封印が終わった後は黒に着替えて精霊攻撃に参加する予定。
所持ジョブフル稼動…!
緊張する…、でも頑張る!!!
今回も【立ち位置は傘の外縁作戦】でビビーが安定してタゲを取り、その脇にはガー魔法を止めるナイト二人のバッシュ部隊。
そしてビビーがフロウで死んでしまった際には、それまでずっとヘイトを蓄積し続けたナイトがすかさずタゲを取り、戦闘態勢は崩れなかった。
この辺りは前回の経験がかなり活きている!
LOVEのHPがパッチで弱体されていて、もしかしたら呼び出すペットが1種類に固定される前に倒せてしまうようなHPになっているのかもしれない、と戦闘前には噂されてた。
ペットの種類が固定される前に倒してしまうとAVのリジェネの一部が消えないとのことで、LOVEは必ずペットの種類が固定されてから倒すように、との指示だった。
でも実際は「えー?HPホントに減ったの?」という感じで全然削れない。
自分は赤を指定されていたんだけど、後から急遽もう1名赤の参戦が決まったので、自分と同じPTに赤2名という余剰状態。
かといって赤の精霊はLOVEに撃つにはちょっと不安なので、部長に報告して途中で黒に着替えに行った。
黒は、チラっとでもタゲが動く気配があれば攻撃を自重。
ブレクガがくる土属性や、スリプガがくる闇属性、そして回復されてしまう氷属性が来た際の属性コールも積極的に行われていた。
ペット処理班は、一度抜きをアーンに誤爆してちょっとピンチな場面もあったらしいのだけど、本隊には全く影響のない程度。
LOVEのHPが後数mmになった時、今までなら「もうすぐ勝てる!」という興奮だったのに、今回は「くる…くるよ!!!!」という緊張に包まれていた。
そしてLOVEのHPが0に。
自分は着替えないといけないので、急いでデジョン!
しかしそのデジョンを詠唱している後では
AV「‥‥オォ‥‥オオオォォ‥‥」
というAVの声が聞こえてきていた。
うわあああああああ。
本当に沸いたし、なんかセリフこわいよおおおおお!!!!
でも、怖がってるヒマはない。
LOVE討伐で既に1時間が過ぎていた。
AV討伐に残された時間は1時間しかないのだ!
急いでタブナジアへ戻ってモンクに着替え。
同じモンクチームの小栗とナルトさんを誘う。
小栗「装備必要ないのか?」
チョロ「そのまま戦うならいるけど、また着替えるならいらないねー」
小栗「装備カンペキのナルトさんがいる!」
チョロ「大丈夫!自分エプロンよ!」
小栗「ぶ、武器くらいとってくるか…」
そして現場に慌ててかけつけると
Hakuran「2:33:45 定位置確認」
Erryのヒムヌス!
DgeはAVに倒された……。
Hakuran「2:34:20 定位置確認」
2分半で消えてしまうAVを消さないように、秒単位で時間の管理をするメンバーと、デジ部長にヒムヌスを歌う吟遊詩人と、ヒムヌスを貰ったらすぐにPTを抜けてゾンビキープを繰り返すデジ部長の姿があった。
Bati「キープチームの腹のくくり方がやべぇ」
AV自体はノンアクなので、みんな思い思いに近づいては興味津々でその様子を見ていた。
そして2hアビの封印作業が始まった。
予定していた黒赤白モ吟+竜騎士も封印することに。
コールワイバーンを封印して子竜を倒す事で【アストラルフロウ】【微塵がくれ】【使い魔】などの子竜を介して発動される2hアビを同時に封印する事ができ、さらに子竜の再ポップがなくなるというのだ。
コールワイバーンを封じない限り、子竜は無限ポップ。
そう思うと、女神の祝福の次に封じたいアビという感じがした。
まずは準備が完了しているConron Bunshichi あしこの黒魔道士のチーム。
ポロが盾をして1つ目の封印作業開始。
ノンアクのAVの前に立って、ポロがタゲを取り、位置が落ち着いたところで3人一斉にアビを使うのだ。
そして後は没るだけ。
魔力の泉封印。
成功!
この盾役が重要だと言えた。
アビを使う人がタゲを取ると、向きがブレたり即死したりという事故がありうるけど、この【10秒…いや5秒でいいから耐える役】を作る事で確実に正面からアビを発動できる。
Erry Asali ウンババによるトリプルソウルボイスも無事に成功!
盾をしてくれる人の数が足りなくて、蝉もちジョブは誰でもいいからこの盾役に志願してちょうだい!とLSから指示が飛び、次々と封印用PTが組まれていった。
Gapuel Kujya ベイさん。
ジョカの青盾による女神封印。
成功!
Chappie Creator Bibby。
1人クマ暴発で一瞬焦ったものの、アビ未使用だったビビーが急遽代わりに入ってクマ封印。
成功!
Quin タクちゃん Kasuteraseven。
AVが使う2hアビはコールワイバーン。
でも現在の竜騎士の2hアビは竜剣。
どっちを使えばいいのだ、という協議の結果、素早く両方使う、という事に決着。
ガトさんの盾で竜騎士の2種のアビ封印。
成功!
ナルトさん 小栗 Choro。
チョロが参加したモンクチーム。
盾役が中々捕まらず、デクシーフを強引に拉致。
意外と持ちの良いデクちんに驚きながら、百烈拳封印。
成功!!!
そして自分は黒に着替えるために即座にタブナジアに戻った。
デジョングッズをたくさん持っていたのに、リレをするのを忘れていたのでHP戻りになったのもご愛嬌。
そして黒に着替えてリレをかける時間も惜しんで現場に急行している時に、空からクラゲが降ってきてまたHPに戻るハメになったのもご愛嬌だ。
この時点で残り後30分以上あったと思う。
AVの通常攻撃だってそれはもう恐ろしいものだろうと思うけど、自分達がどこまでできるか。
不安でもあり楽しみでもありワクワクしていた。
強力なリジェネを封じないととても削れないと言われているAV。
LOVEはペットの種類が固定されるまで戦ったし、半分は消えているはず!
残りの半分は曜日と同じ精霊魔法や連携攻撃を当て続ける事で消えるという。
開始時間が押してしまって、氷曜日~雷曜日に戦える予定が雷曜日~光曜日になってしまって、残りの半分のリジェネを消すべき精霊魔法の選択肢が、光曜日になると危機的な状況になる事もわかっていたが、光連携という手もあるしその点に関してまだ絶望感なんてなくて、ただひたすらワクワクだった。
ところが、(2回目の)ダッシュで現場に急行している時、全員の戦闘準備待ちでキープ作業を続ける現場から、絶望的な声が聞こえてきたのだ……。
「い、今の…」
「今使ったの連続魔じゃね…?」
デジ部長のキープ作業中にも、AVは色んな攻撃を繰り出してくる。
その中にはもちろん2hアビも含まれているのだけど、封印したはずの連続魔を使用したというのだ。
「くぅ…」
「タゲ切ったらダメだったのかな…」
「いや、まだ赤だけが失敗していた可能性が!」
そう思いたい。
早く…早く現場にーー!!!
「百烈拳キタ」
「ギャーー」
(´;ω;`)……。
いやいや、まだ赤とモだけが失敗していたという可能性が!!!
いや、封印が失敗していたとしても、他にも色々試したい事や知りたい事はあるんだ!
諦めんぞ!!!
衰弱回復組でアラを組んで、AV討伐開始!
黒のガー魔法で子竜を攻撃。
意外とアッサリ沈む子竜。
しかし本体が強い!!!
盾が持たない、なんてレベルじゃない。
アッと言う間にフラフラになり、そしてトドメを刺すかのような子竜再召喚……。
こ、これは。
これは封印出来ていないと判断せざるを得ない。
つまり、タゲは切ったらダメだったんだ。
AVは戦闘開始から戦闘終了まで、1回でもタゲが切れてしまったら封印した2hアビはリセットなのだ!!!
いや、タゲが切れて定位置に戻ってHPが回復しはじめたら、なのかな?
そこまではわからなかった…。
確かにタゲを切ってもOKならば、極論を言えば今回やった方法で全2hアビを封印可能という事になってしまう。
(時間が許せば、の話だけど。)
ヴァナディールでも屈指の強さを誇るこのAVに、そんなヌルさは許されなかったのだ。
でも、これがわかっただけでも大収穫。
後は他の収穫量をどれだけ増やすかだ!
そこからは特攻隊の出番である。
AVごとガー魔法を撃ってみた。
子竜ほどは通らないものの、AVにもそれなりに精霊が通る。
風を象徴するNMらしいので、通りやすいのは氷だろうけど、雷とどの程度差があるのか検証する者。
結果、確かに間違いなく氷が良いけど、雷がダメというほどではなかった。
Bati「ナルトさんが確実になにかをためていっているwwww」
モンクの2hアビ封印作業の作戦会議で、抜刀せずにアビさえ発動すればいいよね、と話していた時に
ナルト「殴りたい。どのくらいダメでるかみたいw」
という筋肉発言をしていたナルトさん。
マックスパワーの気孔弾発射!!
「きこーだんつえーーーーー!!!」
「すげーwwwww」
数値こそ忘れたけど、黒の古代2と遜色ないダメージをたたき出す。
Porojr「現在のトップ。あしこ。」
Bati「ちょ、やめてそういうのwwww」
我こそはNo.1ダメージを、と張り切る特攻隊。
「デジたんのクリティカルで231wwww」
「つえーーー」
「片手で231って内容たけー」
「いや、両手斧だけど、それでもすげーな」
AVが時間で消えてしまうまで、みんな思い思いに試しては死んでいた。
スタンは効かないこと。
子竜は黒数名のガーで秒殺出来そうなこと。
物理の通りも意外と良いこと。
そして全員が間違いなく感じた最大の確認事項は
2hアビを封印できたとしても、AVはすんげーーー強いこと!
「あれ、2hアビがどうこう以前の強さじゃねーか…」
「とんでもない強さだな」
「しかし、次回どうすっかな。」
「みんな、次回まで今日の事覚えておいてね…」
「う、うん…」
デジ部長が最初に想定していた作戦を実行できるようになるしかないように思う。
影縫いの効果時間内に、赤が子竜をひっぱって盾が耐えている間に封印作業を終わらすというあの作戦だ。
不安要素がいっぱいで今回は取りやめたあの作戦。
今回あれを実行していればよかったのかな、と一瞬頭をかすめた。
デジ部長が一生懸命考えてくれた作戦を、不安要素を理由に別の作戦に変更したことで、どこかに悔いが残ったかな、と思った。
でも、みんなから意見がでて、反対意見は出ずに、みんなで決めた作戦。
部長もそっちにしようと納得してくれて決行した。
そして、今回はこれでよかったんじゃないかな、とチョロは思う。
タゲを切らずにやったら、想定外の事が間違いなくたくさん起こって、きっとものすごく慌ててバタバタしただろうと思われる封印作業。
でも今回で「理想の形としてはこんな風にやるんだな」というのを落ち着いて実体験で学ぶ事ができた。
戦闘態勢が整うまでのゾンビキープはこうやってやるんだ、というのもみんな目の前で見れた。
物理がどんな風に通るのかも試せたし、各自が自分の装備でどのくらい精霊が通るのかも確認する事ができた。
なによりAVの恐ろしさを身をもって知ることができた!
そして今回の経験から、次回の封印作戦のうち、子竜の処理はグラビデ作戦じゃなくて、1番にコールワイバーンを封印しつつ黒で最初に一掃してしまうのが良いんじゃないかな~なんて、デジ部長の考えた作戦の2次アイデアも浮かんだりした。
初挑戦勝利なんていう超快挙をもぎ取る事は叶わなかったけど、海部初めてのAV体験は、とってもとっても有意義で楽しいものだった。
次にAVに会えるのはいつかなぁ。
来年、また会えるといいなぁ!
とてもテクニカルな戦いを要求されるAV。
出来るか出来ないかや、ヘマするかしないかは別として、みんなの作戦遂行に対する意識が1つにならないと、とてもじゃないけどAVに対して行う作戦は成功しないんじゃないかな。
惰性や流れで参加して話をあんまり聞いていない、なんて人がいたら勝てない相手だ。
これだけ努力してくれる部長が引っ張ってくれているのだから、みんなのテンションやモチベーションを1つにして挑めたらいいな、って思う。
LOVEにたどり着くまでの果てしなく長いトリガー取りとNMたち。
それらの戦いも楽しいんだけど、今は早くAVにリベンジしたくて仕方ない!
AVに勝つこと!を2009年の目標の1つに入れてやる!と思いながら、今日のチョロ・ログアウト。
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