第四百五十一話：マニキュアの色は青

早くアベンジャー装備したいっ！！
カンパニエも美味しいけど、やっぱりレベルあげに行かねば！

明け方ポッカリ時間があいたので、早速全エリアサーチ。
相変わらず盾がいない。
魔道士もいない。

くそーーー！だが諦めん、諦めんぞ！！
戦士が2名希望を出してる。
戦士が2人居れば盾できるよね！！

魔道士…魔道士がどうしてもいない…。
さすがにヒーラー0ではイケイケ外国人にもしり込みされてしまうんじゃなかろうか…。

まてよ…サポ踊り子でカンパニエしながら希望を出してる、チョロみたいなモンクを発見！
自分もサポ踊り子にしたら、モンク2人のケアルワルツで回復できないだろうか？
いや、できる。
できるはず！

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まずは盾も魔道士もいないことはおくびにも出さず、戦士2名を勧誘。
すると最初に誘った戦士から神発言が飛び出した。

戦士A「友達の赤魔道士、どう？もしパーティに空きあるなら呼ぶけど。」（意訳）

！！
呼んで呼んで！！！
もう1人の戦士Bもすんなり勧誘成功。
すると、戦士Aのお友達の赤さんは、サポが黒しかない、とのこと。
この時点で、狩場はビビキーのキリンさんか、無理してインプ？なんて考えていたから、状態異常回復がほしいところ。
魔道士問題は解決した(?)と思っていたのに、一難去ってまた一難！

必死でサーチを繰り返すと、その頑張りを神がみていたのか、学者さんがポップ。
希望をだしている！
サポは赤だったけど、事情を話して白に変えてもらった。
結果的にはこの学者さんだけが日本人で、後はみなさま英語圏の国際パーティ完成！
カンパニエ中のモンクに

チョロ「そのままのサポで来て欲しいっす。なぜならYouとMeはメインヒーラーだから！」

と伝えると

モンク「okok」

と快諾をゲッツ。
さぁ、戦士たちに事情を話すときがきた。
というか、戦士2人も様子を察知してざわめいている。

以下、意訳。

戦士A「Hey、盾はどうした？」
チョロ「You達が盾なのさ！ハハハ！」
戦士B「Meは攻撃装備しかもってないよ…」
チョロ「それで問題ないさ！」
戦士B「防御、防御があがる食事ってなんだ？！」
戦士A「必要なのかい？」
チョロ「いらんいらん！こっちが死ぬ前に倒せばいいのさ！」
戦士A「回復はどうするんだ？」
チョロ「モンクは2人ともケアルワルツがあるんだ！」
戦士B「ほう…なんかウマく行きそうな気がしてきたー！」
赤「サポ黒しかできないんだけどぉ〜〜学者さんサポ白できるぅ〜？」
チョロ「大丈夫、もう彼女には確認済み」
赤「ok^^」

必死の英語にテンパるチョロ。
一言もしゃべらない学者さんに、恐る恐る

チョロ「変な構成ですが、回復はモンクのケアルワルツメインでやるので、状態異常の回復だけよろしくお願いします！」

と伝えると

学者「は〜い、わかりました＾＾」

と大変快い返事。
うれしい…よかった…パーティできた(・∀・)

戦士A「で、キャンプはどこにする？」
チョロ「ちょっと無理してインプか、ビビキーのキリン、どっちがいいかなぁ？」
戦士B「ビビキーヤダヤダー！！！」
戦士A「俺もビビキーいやだー。キリンいやだー」

この2人、おそらく今日はじめて出会ったんだと思うが、2人揃ってビビキーのキリンに何があったんだ…。

チョロ「じゃあ、インプか火山のイモどっちがいい？」
モンク「インプかな、だって近いし！」
戦士A「いや待ってくれよ、イモのほうが安全じゃないか？」
戦士B「安全な方いこう、そうしよう」
チョロ「おっけー。ではハルブーン、集まってー！」

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トップ69PTだと、イモはちょっと弱めだけど、まぁいいよね！
個人的にはこの構成、全然無茶じゃないと思うし、赤と学者がみつかった時点でモンクがヒーラーじゃなくなってもいいんじゃ？とも思ったけど、ナイトか忍者の盾ジョブがいるのが当たり前、という風潮がヴァナ全土を支配しているし、不安そうな戦士達が少しでも安心するならこのままでいいや、とサポ踊り子を初めてアゲPTで使う事になった。

はじめてみると、やっぱり全然問題なかった！
順調に5匹ほど狩ったところで

戦士A「ごめん、1分りせき」

トイレかな？と思って少し待つも、戻らないので5人で開始。
しかし10分たっても戦士が戻らない。
戦士Aが呼んだ赤に聞いてみる。

チョロ「戦士Aと友達だよね？」
赤「うん」
チョロ「彼はどこいったんだろ？」
赤「彼のお母さんが、犬のゴハンあげろって。彼の家はたくさん犬を飼ってるんだ」
チョロ「ふ、ふうん…」

さらに10分が経過してもまだ戻らないので

チョロ「戻ったら教えてね」

と伝えて、一旦キックしておいた。
すると、即赤玉になって回線落ちする戦士A。
なんだよ〜〜こういうタイプかよー！
いや、まだわからん…チョロの誤解かもしれん…しばらくしたら戻ってきますように。

戻ってくるかもしれないので、補充はせずに狩り続けた。
5人でも全然問題ない！
戦士Bはかなり積極的に盾として動いてくれて、なかなかいい感じ♪

学者も回復一辺倒ではなく、珍しいエフェクトに敵が包まれたり、本をパタパタ出しているのが見えていた。
赤も、コクーンにはすぐディスペルしてくれるし、TPが追いついていないときは適度に回復も手伝ってくれて、順調順調！

しかし、戦士Aが回線切断して30分くらいたったところで、赤が泣き出した。

赤「戦士Aに連絡がつかない；；」
チョロ「え？」
赤「戻るかどうかもわからないし、戻らないとしたらこのまま続けれない；；」
チョロ「どうしたの〜？」
赤「私は戦士Aとセットなの」
モ「oh」
チョロ「セット？」
戦士B「つまり、LOVEなのさ！いや、まだ友達かな？ハハハ！」

戦士B……おまえ、オッサンやろ。
でも、そういうの嫌いじゃないよ(´∀｀)
赤も落ちてしまったので、さすがに補充サーチ開始。

戦士B「ナイトがポップしたぜ！！！」
チョロ「わかったよ、誘うよ！」

ナイトをゲットして、あとは赤の補充なわけだけど…

戦士B「世界中に魔道士がいないぜ、ハハハハハ！」
チョロ「マジにな……」

コイツは参った。
ディスペル関係のジョブが皆無だ。
ボックスステップって多少はコクーンに効果あるんだろうか…。
あることにして、もうコクーン対策は忘れて別のジョブを誘うしか！

戦士B「世界は踊り子で溢れてるぜ。3人も希望だしてる。」

踊り子か〜。それ、アリかもなぁ。

モンク「踊り子いいね！そしたら僕たちモンクはWSが撃てるから攻撃にまわれるし！」

ふむ、では踊り子を！サーチ開始！

Quin　踊り子/忍者　レベル67

！！
希望を出しているクイン発見！！！

チョロ「初めまして！よかったらレベルあげいきませんか？^^」
Quin「【はい、お願いします】」
チョロ「ありがとう！モンクが回復しているパーティです^^」
Quin「またそんな無茶な構成して！！」

頼もしい味方を得てパーティ再開。
やっぱりこのレベルでは、経験値的にイモは少し物足りない感じだったけど、ナイトを得てガリガリ攻撃にまわる戦士&モンク'sと、回復に弱体に釣りにと大活躍の踊り子Quinで回転数をあげて、なんとかアゲPTの雰囲気になることができた。

ナイトが抜ける時間の30分前に、とうとうチョロは69にレベルアーーップ！
アベンジャー装備【やったー！！】
誰も気づいてくれなかったけど【やったー！！】




モグハウスで1人、自己満足SS撮影。
この鋭い爪がイイネ！
目ぇ突いたろか！('д')
こんなので殴られたら絶対痛い、つまり、強いってことだー！
うれしい！

次のレベルでオプチカルハットが装備できてしまうという恐ろしい事実は一旦頭の隅に追いやって、今日のチョロ・ログアウト。