第五百九十二話：アポカリプスにチェックメイト！

ゴールデンウイーク特需で裏ザルカのライバルが0という奇跡があり、また突入することが出来た。

前回は人数が少なめだったのでAF目的のみの突入だったけど、今回は参加者が32名だったので、欠片NMにトライ！
レリック武器を鍛えるために貨幣を買い集めているメンバーのうち、既に裏内で専用WSを撃てる所まで進んでいるチャッピーの両手鎌の欠片に挑む事にした。

過去に2回敗退している両手鎌のNM。
1回目はどんな相手なのかのお試しだった。
2回目は色々な作戦を練った。

まず、欠片NM特有の【興味を惹かないとデジョンする】性質を踏まえて、興味を持ってもらうのに良いとされている連携を取り込んだ。
複数の侍による連続連携＋MBと、チャッピーの裏内カタストロフィによる闇＋闇のレベル4連携もやってみることに。

しかし、勝てなかったのだ。
結果的には逃げられた形。
連携を邪魔しないように他の筋肉がWSを控えた事や、お互いの呼吸を合わせるために発生するわずかな間がアダとなって、デジョンが発動してしまった。

そして、みんなの意見を取り入れた結果

【次回は何も考えずにとにかくガチ！】

という事になったのだ。

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そして迎えた3回目。
欠片NMの前まではAF取りをしながらグイグイ進み、終了30分前にNM前に到着。
うちの裏LSでは、裏ザルカで砦を避けるルートの選択は今のところしないので、欠片NMと戦う下準備である15NMは処理済みだ。

そこで「現在黒吟暗のジョブ以外の人で、筋肉ジョブ持ちの人は着替え」という指示がなされ、何名かが町に戻った。
待っている間にTPため。

自分が所属したのは黒PT。
学者に陣と命中アップを貰って古代2スタート。
着弾と同時にお供が沸くので、そこにスリプガ。
かぶってもいいから【精霊>スリプガ】を交互に連射するというのが黒の仕事として指示されたものだった。

そう、この時点でなぜか「お供は寝る」というデマ情報を信じきっていたのだ。
なんで寝ると思ってたんだろうなぁ…。
自分も「お供は寝るので」と言い切っていた。

他の欠片NMでお供が寝るのがいたんだっけか？
過去に特攻した事がある欠片NMの中にきっとお供が寝るやつがいるんだ、そうに違いない。
そしてそれがそのまま【欠片NMのお供は寝る】という情報としてインプットされていた。
結局「寝ませんよ！」と言う人も現れず、そのままの作戦で特攻。

しかしこの勘違いが良い結果を生む事になったのだ。

次に筋肉PT。
【吟肉肉肉肉肉】という構成を基本として、とにかく火力があがる歌をソウルボイスで熱唱して開始。

青のTP300%アジュールローフライパンが欠片NMのデジョンを止めるのに大変有効という噂もどこからか舞い込んできていたので(これも過去に特攻した別の欠片NMへの対策だった気がするけど…)1名だけいた青のタイパさんは、NMがいよいよ飽き始めたらフライパン実行係、という事になった。

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そしていざ！
時間を合わせた黒の古代2でスタート！
開幕精霊の種類は、氷の帯所有者が2名いたことと、全員にINT+3の効果もあるという事で、吹雪の陣を貰ってフリーズ2に決定。
炎曜日だったのが少し気になったけど、気にしたら負け！




時間を決めて、精霊詠唱開始。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…チュドーーン！

一気にかけよる筋肉たちを見ながらスリプガ！

お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！

別の黒の精霊の印！

お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！
お供はスリプガ2をレジストした！

(;゜д゜)やっべ、寝ないじゃん！！！

怒涛のスピードで流れるログ。
さらにスリプガを重ねる黒魔道士たち。

子供のタゲを一身に受けて、黒2名が即死。
カタスを食らってる人もいたような…。

しかし、このオールレジストスリプガの乱射が、特攻中の筋肉にお供のタゲが行く時間を遅め、筋肉たちの延命となった。

続々とNMのカタストロフィを食らって筋肉が没っていったけど、欠片NMのHPが減るスピードは落ちなかった。

しかし無情にも出る【NMは飽きてきた】のログ。
なにをやっても興味は惹けない。
そもそも今回は興味を惹こうとしていないのだ。

NMのHP@2割という所で、とうとう【NMはデジョンを唱えた】のログが出てしまった。

しかし奇跡の詠唱中断！
そして両手鎌のNMはそのまま筋肉に殴り殺されたのだ！

Animated Scythesは魔鎌の欠片を持っていた！


やったーーーーーーーー！！！！！！！
3度目の正直！
欠片NM、初勝利！！！

本当に興奮して、そして本当にうれしかったー！
チャッピーのアポカリプスへの貨幣以外の必要素材が揃ったこともモチロンうれしかったけど、別の意味でもうれしかったのだ。

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今回は偶然間をおかずに突入のチャンスを掴めた裏ザルカだけど、何ヶ月も突入できない事もある。
発足から4年以上の月日を経て今もなおメインAFをコンプリートしていないメンバーのAFがすごく欲しい。
そのために可能な限りAF取りに時間を割きたい気持ちがある。
でも、コツコツとレリックを鍛えているのを間近で見ているメンバーの欠片を取りたい気持ちも同じくらいある。
さらに言うと、今の参加人数で裏闇王とどの程度戦いにになるのかも試してみたい。

やりたい事がたくさんの裏ザルカで今回選んだ選択肢は欠片NMとの対戦だ。
作戦を詰める時間などを考慮しても、30分くらいは進行が止まる。
初めての挑戦や、作戦を思案中の特攻など、まだ負けながら得るべきものがある場合は話が別だが、今回はもうやるべき事がハッキリ見えた状態での特攻。

これでNMに負けてしまったら「あぁ、これならAF取りをしていたらよかった」という後悔が頭をよぎってしまうのも本音。
結果論でしかない後悔なんだけど「もっと人数がいるときにしたらよかったかな」とか考えてもしょうがない後悔をグチグチ考えるに決まってるのだ。

だから、欠片NMに勝てた事は、選んだ選択肢を後悔しないですんだという意味でもうれしかった！


アイテム的にもウレシイものが出た。
赤のAFを見ることが出来たのだ！
ロット権利保持者2名の勝負でビビーがロット負けしたのは言うまでもないけど、ビビーと同じだけ未コンプの月日を歩んできているゾヌヨがゲットすることができ、赤のコンプリストに新たな1名が加わった。

欠片NMが終わってから終了に少しだけやった戦闘でもう1つ赤のAFが出てくれたらゾゾ毛が生えるくらいウレシかったと思うんだけど、神様はそこまで甘くはなかった。

それでも200点満点の裏ザルカ！

欠片NMのデジョンを止めた奇跡のWSは、デクちんが繰り出した【弐之太刀・鋒縛】だという噂。
膨大なログとわやくちゃの戦闘状況だったので、その瞬間はなにで止まったのかサッパリだったけど、デジョンを唱えてから詠唱中断までに繰り出されたWSの内、スタン系はこの1つだとログをみた誰かが言っていた。

たくさんの筋肉が殴り続けていたから、通常攻撃で止まったのでは？という話も出ていたけど、誰かのWSで止まったんだと思うほうが楽しいので、デクちんGJという事にしておこう。

TP300%アジュールローフライパンはどうなったのかというと、某タイパさんが「と、となりのマクロ押してたなんて言えない…」と涙の告白を行ったため、効果があるかどうかは未検証(´∀｀)
TP300%アジュールローで一体どの青魔法を撃ったのか、気になるところだ。

こうして欠片を手に入れたチャッピーは、今日もアポカリプスの原料である魚を釣っている。

金色に輝く両手鎌を年内に見れる気がしてワクワクしながら、今日のチョロ・ログアウト。