第六百四話：不本意だけど萌え

常にバスで寝落ちしていると思っていたシファさんが、とんでもないものをゲッツしてきやがった。




シファ「寝てるんじゃないんだ！チョコレースしてたんだ！」

と言い張るシファさん。
呼びかけても反応が無いこと多々だから、9割寝てたのが真相だろうけど、チョコレースを頑張っていた事はこの姿をみたら認めざるを得ない！！

いつだかのイベントの景品だったらしいチョコボの家具をどこかでSSで見た時は「でかすぎるよ、全然うらやましくないもんねっ！」と目から鼻水を出しながら鼻で笑ったチョロだけど、これは…このトルクは虚勢も張れないほどうらやましい！

チョコレース…。
セっちゃんを育て終わってから全然やってないんだよな…。

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独自の家具(トロフィー)ももらえるし、オリジナルストーリー的な要素もあるし、すごくやりたいコンテンツなんだけど、中途半端に手をつけて放置してしまっている。

やっぱレースに手を出すからには最終まで勝てる才能だと自分で確信できた子でやりたいし、そのためには最低でもあと2世代以上の育成が必要で、自分のログイン可能状況とにらめっこして育成への着手にしり込みしているのが現状だ。

チョコボ関係は、宝探しは短時間でできるし、レースも然り、育成もそれ自体にかかる時間自体は短いし、毎日少しだけインしてコツコツする事はできるはずのコンテンツ。
毎日数十分の時間さえ捻出できないほど多忙な人ってそうそういないと思うんだ。
最悪睡眠時間を削ればいいだけの話だしね。


それでもやっぱりそれが叶わない人が多いのには色々な理由があると思うけど、自分にとっての最大の理由は【自制の効かなさ】、これに尽きる。

チョコボ関連だけ…とログインして、みんなが楽しそうな事をやってたら、絶対行っちゃう！！
「いくいくーちょっとだけいくー！」と言っている自分が見える。
そして時間を使ってしまって目の前のやるべきことの山がまた一段高くなって、自己嫌悪に陥る自分がみえる、みえるよ！

と言う訳で、チョコボ育成に再着手できるのはもうちょっと先になりそうだ。
それまでは、不本意だけどシファさんのチビチョコボを見て我慢する事にしよう。

コインをためるためのチョコレース。
現状は1種類のレースムービーを何度も見ないといけないという、〇ボタン連打率100%＋高寝落ち率を誇るイベントだ。
せめてランダムで色々なムービーが見れるようにならないかな…と切望しつつ、今日のチョロ・ログアウト。